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2008年01月23日
2008年01月15日
ミッション・イン・ハンタガワ
繁多川公民館の取り組み+島袋純
夢の顔合わせだ!
ミッション・イン・ハンタガワ」青年へ、まちづくりミッション
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミッション・イン・ハンタガワ(Mi-H)
那覇市の青年たちへ
今から話す内容は、大事な話だ。
心して聞いてくれ・・・。
クリアしなければならない4つのミッションがある。
このミッションに参加するかしないかはあなた次第。
誰かに話してもいいし、ひとりでこなしてもいい。
だが全部クリアした後、
あなたを待ち受けているのは
あなた自身の「まち」を変える力。
今から出すミッションを見て
よく考えて欲しい。
そして一人でも多くの青年に若いエネルギーを
ここで試して欲しい。健闘を祈る。
日時:2008年 1月19日(土) 10:00~19:45
ところ:那覇市繁多川公民館
対象:那覇市在住、在勤の青年
受講料:無料(食事代500円) 定員20名
主催・問合せ:那覇市繁多川公民館tel098-891-3448
ミッション1
10:00~12:00
『まちづくりシュミレーション』
~ゲームを通してまちづくりの仕組みを再認識する~
ミッション2
13:00~15:00
『タウンウォッチングin繁多川』
~実際のまちに出て、まちの課題発見する~
ミッション3
15:15~17:15
『メイク!!タウンビジョン』
~発見した課題から政策を立案する~
ミッション4
17:45~19:45
『レッツ!!政策判断』
~政策発表を行い、模擬投票を行う~
講師 島袋 純(琉球大学教授)
新田繁睦(沖縄県明るい選挙推進青年会VOTE)
夢の顔合わせだ!
ミッション・イン・ハンタガワ」青年へ、まちづくりミッション
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ミッション・イン・ハンタガワ(Mi-H)
那覇市の青年たちへ
今から話す内容は、大事な話だ。
心して聞いてくれ・・・。
クリアしなければならない4つのミッションがある。
このミッションに参加するかしないかはあなた次第。
誰かに話してもいいし、ひとりでこなしてもいい。
だが全部クリアした後、
あなたを待ち受けているのは
あなた自身の「まち」を変える力。
今から出すミッションを見て
よく考えて欲しい。
そして一人でも多くの青年に若いエネルギーを
ここで試して欲しい。健闘を祈る。
日時:2008年 1月19日(土) 10:00~19:45
ところ:那覇市繁多川公民館
対象:那覇市在住、在勤の青年
受講料:無料(食事代500円) 定員20名
主催・問合せ:那覇市繁多川公民館tel098-891-3448
ミッション1
10:00~12:00
『まちづくりシュミレーション』
~ゲームを通してまちづくりの仕組みを再認識する~
ミッション2
13:00~15:00
『タウンウォッチングin繁多川』
~実際のまちに出て、まちの課題発見する~
ミッション3
15:15~17:15
『メイク!!タウンビジョン』
~発見した課題から政策を立案する~
ミッション4
17:45~19:45
『レッツ!!政策判断』
~政策発表を行い、模擬投票を行う~
講師 島袋 純(琉球大学教授)
新田繁睦(沖縄県明るい選挙推進青年会VOTE)
2008年01月14日
安田・安波から高江へ
沖縄平和ネットワークのナイスガイ、Gくんから「宣伝よろしく~」ということでお知らせします。
個人的にもかなり興味深い内容。
「安田のシヌグ」を絡めるあたりがシブイ。
みなさん、ぜひ!
(ここから転載歓迎)
ーーーーーーーーーーーー
以下呼びかけ文です。
【沖縄平和ネットワーク学習会のお知らせ】
沖縄平和ネットワーク連続学習会「憲法を歩く」シリーズ第一弾
「安田・安波から高江へ~平和的生存権を獲得するやんばるの闘い」
豊かな自然が息づき、人間が人間らしく生きるやんばるの森。しかし、歴史をひもとけば、この場所は繰り返し演習を強化しようとする米軍に対し、自らの生活と環境を守るために住民が立ち上がり-憲法を実践して-それを阻止してきた闘いの場所でもあります。
知られざる1970年の国頭村安田における実弾射撃演習反対闘争や、1980年代後半の同村安波におけるハリアーパッド建設阻止闘争など、勝利を収めた闘いの現場を当事者の案内で訪れます。
そして、現在ヘリパッドが増設されようとしている東村高江にも行き、これまでのやんばるの闘いの教訓を生かす道を考えてみます。ぜひご参加ください。
●日時 1月27日(日)9:00~18;00
●集合 浦添コープおきなわ駐車場 8:50
●講師 宮城鉄行さん(安田文化財保存会)
●講師兼憲法コメンテーター 古堅実吉さん(元衆議院議員)
●参加費 平和ネット会員2000円、会員外2500円、学生1500円
●行程(予定)
9:00 浦添コープおきなわ駐車場発(バス内では講師によるやんばる講座、伝統芸能「安田のシヌグ」講座を予定)
11:00~15:00 現地フィールドワーク
・安田の実弾射撃演習阻止闘争
・安波のハリアーパッド建設阻止闘争
・高江のヘリパッド増設阻止闘争
※安田、安波に関しては講師から、高江については現地「住民の会」の方からの説明を予定
※昼食は安波ダム周辺にて(各自弁当持参)
15:30 現地発(移動中バス内ではコメンテーターによる「憲法の視点から見たやんばるの闘い」講座を予定)
18:00 浦添コープ沖縄駐車場着、解散
●備考
・参加希望者は必ず事前に下記まで申し込み願います。(定員40名になりしだい締め切り
・昼食、雨具は各自でご準備ください。
●問い合わせ、申し込み先 沖縄平和ネットワーク 〒902-0061 那覇市古島1-14-6 教育福祉会館406 ホームページ http://www.okinawaheiwa.net/
TEL 098-886-1215 (平日13時~17時) FAX098-882-2777
《沖縄平和ネットワーク「憲法を歩くシリーズ」とは》
「権利」「自由」を獲得していった沖縄の人々の闘いの原点を見つめ直し、それを土台にしてこれから先私たちが進むべき方向性を考えるための連続学習会。毎回憲法に詳しいコメンテーターの方と一緒に戦後史・現在を象徴する現場を訪れ、憲法の視点から現場の実践を捉えなおします。
ーーーーーー

安田協同店内・キヨシローからもよろしく
個人的にもかなり興味深い内容。
「安田のシヌグ」を絡めるあたりがシブイ。
みなさん、ぜひ!
(ここから転載歓迎)
ーーーーーーーーーーーー
以下呼びかけ文です。
【沖縄平和ネットワーク学習会のお知らせ】
沖縄平和ネットワーク連続学習会「憲法を歩く」シリーズ第一弾
「安田・安波から高江へ~平和的生存権を獲得するやんばるの闘い」
豊かな自然が息づき、人間が人間らしく生きるやんばるの森。しかし、歴史をひもとけば、この場所は繰り返し演習を強化しようとする米軍に対し、自らの生活と環境を守るために住民が立ち上がり-憲法を実践して-それを阻止してきた闘いの場所でもあります。
知られざる1970年の国頭村安田における実弾射撃演習反対闘争や、1980年代後半の同村安波におけるハリアーパッド建設阻止闘争など、勝利を収めた闘いの現場を当事者の案内で訪れます。
そして、現在ヘリパッドが増設されようとしている東村高江にも行き、これまでのやんばるの闘いの教訓を生かす道を考えてみます。ぜひご参加ください。
●日時 1月27日(日)9:00~18;00
●集合 浦添コープおきなわ駐車場 8:50
●講師 宮城鉄行さん(安田文化財保存会)
●講師兼憲法コメンテーター 古堅実吉さん(元衆議院議員)
●参加費 平和ネット会員2000円、会員外2500円、学生1500円
●行程(予定)
9:00 浦添コープおきなわ駐車場発(バス内では講師によるやんばる講座、伝統芸能「安田のシヌグ」講座を予定)
11:00~15:00 現地フィールドワーク
・安田の実弾射撃演習阻止闘争
・安波のハリアーパッド建設阻止闘争
・高江のヘリパッド増設阻止闘争
※安田、安波に関しては講師から、高江については現地「住民の会」の方からの説明を予定
※昼食は安波ダム周辺にて(各自弁当持参)
15:30 現地発(移動中バス内ではコメンテーターによる「憲法の視点から見たやんばるの闘い」講座を予定)
18:00 浦添コープ沖縄駐車場着、解散
●備考
・参加希望者は必ず事前に下記まで申し込み願います。(定員40名になりしだい締め切り
・昼食、雨具は各自でご準備ください。
●問い合わせ、申し込み先 沖縄平和ネットワーク 〒902-0061 那覇市古島1-14-6 教育福祉会館406 ホームページ http://www.okinawaheiwa.net/
TEL 098-886-1215 (平日13時~17時) FAX098-882-2777
《沖縄平和ネットワーク「憲法を歩くシリーズ」とは》
「権利」「自由」を獲得していった沖縄の人々の闘いの原点を見つめ直し、それを土台にしてこれから先私たちが進むべき方向性を考えるための連続学習会。毎回憲法に詳しいコメンテーターの方と一緒に戦後史・現在を象徴する現場を訪れ、憲法の視点から現場の実践を捉えなおします。
ーーーーーー

安田協同店内・キヨシローからもよろしく
2008年01月14日
2008年01月14日
アニーのニューアルバム
アニー・レノックスのビデオクリップをGyaoで放映中。昨年10月リリースのニューアルバム『Songs Of Mass Destruction』から2曲。
美しく老いていくアニー。
CD欲しいな~
歌詞も含めじっくり聴いてみたい。
そしてネルソン・マンデラ!
過去のソロ2作も同時に観ることができる。
『Medusa』はMy Favorites の1枚。
ユーリズミックス、ソロ合わせて意外とアルバムの完成度はイマイチなものが多いが、このカバーアルバムは全曲完璧。
国立のディスクユニオンで中古でかなり安く買った記憶があるが、何度も何度も聴いたのはもちろん、
カバーのオリジナルを収集してMDへ編集しようとしたことがあった
(けど途中で挫折した)
2008年01月12日
2008年01月11日
琉球の「自治」その4
琉球の「自治」
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。


第四部 琉球の真の自治とは何か
沖縄にとって自治の目的とは?それを考察するために第八章では琉球独立運動の歴史を振り返る。第九章では世界の独立、反基地、脱殖民地化運動のいくつかに触れ、どのように、なぜそれらはなされたのかを検討する。特に著者が赴任していたグァム、パラオの事例が詳細に報告されていて一読の価値がある。
第十章はまとめとして琉球の将来像を探る。まず歴史を振り返り、中国型華夷秩序に入ることによって活動範囲が拡大し、諸外国との外交関係を確立した大交易時代に学び、多様なネットワークでアジアと繋がり、島の自律性が増すことが確認される。
これまでの独立論、あるいは自治論は経済開発を前提にしたものが多かった。「琉球独立党」党首野底土南の主張、「琉球自治州」の構想など。同じ観点から沖縄自治研究会の沖縄自治州基本法制定についても触れている。財源移譲の一括、原油、天然ガス、熱鉱床に対する自治州税、米軍基地への課税等の財政調整を挙げていることに対して、著者は「財政的基盤に固執すると、他者からの誘惑に乗り、他者の侵略を招く恐れも生じてこよう」と述べ、財政的裏づけなしに自治は実現しないのかと疑問を投げかけている。
では真の自治を達成するためにまず何をすべきか?著者は以下の提案をする。沖縄の開発を東京で執行している内閣府沖縄担当部局を廃止する。税収を一旦中央政府に集め補助金という形で分配されるシステムから脱し、補助金をなくし、税収で財源を賄う。「税収分だけの行政を行い、地域づくりの根幹は住民の自治に委ねる。」資本集約的産業から労働集約的な生産体制、つまり自給自足体制を確立する。生産労働だけでなく生活労働も重視する。次の引用で具体的イメージが沸くだろう。
そのためには、琉球弧各地に自治、自立的な生活や生産を学びあう場を設置してはどうだろうか。そこで開かれるワークショップに住民が参加して、真の自治について学ぶ。そして、琉球にはどのような政治経済的、社会的問題があり、それを解決するために必要とされることは何かを話し合う。自分たちの関心、技、知識や知恵を持ちより、力を提供し、自分たちでできる範囲内で協力しながら様々な生活や生産の場を作り上げていく。自給自足や地産地消の産業を構築する場が琉球弧の各地で育てば、住民参加による内発的発展は自ずと実現するだろう。琉球弧の島々のそれぞれが有する諸条件に合わせて、市場、再分配、互酬がバランスよく存在する状態が望ましい。(P.282)
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。

第四部 琉球の真の自治とは何か
沖縄にとって自治の目的とは?それを考察するために第八章では琉球独立運動の歴史を振り返る。第九章では世界の独立、反基地、脱殖民地化運動のいくつかに触れ、どのように、なぜそれらはなされたのかを検討する。特に著者が赴任していたグァム、パラオの事例が詳細に報告されていて一読の価値がある。
第十章はまとめとして琉球の将来像を探る。まず歴史を振り返り、中国型華夷秩序に入ることによって活動範囲が拡大し、諸外国との外交関係を確立した大交易時代に学び、多様なネットワークでアジアと繋がり、島の自律性が増すことが確認される。
これまでの独立論、あるいは自治論は経済開発を前提にしたものが多かった。「琉球独立党」党首野底土南の主張、「琉球自治州」の構想など。同じ観点から沖縄自治研究会の沖縄自治州基本法制定についても触れている。財源移譲の一括、原油、天然ガス、熱鉱床に対する自治州税、米軍基地への課税等の財政調整を挙げていることに対して、著者は「財政的基盤に固執すると、他者からの誘惑に乗り、他者の侵略を招く恐れも生じてこよう」と述べ、財政的裏づけなしに自治は実現しないのかと疑問を投げかけている。
では真の自治を達成するためにまず何をすべきか?著者は以下の提案をする。沖縄の開発を東京で執行している内閣府沖縄担当部局を廃止する。税収を一旦中央政府に集め補助金という形で分配されるシステムから脱し、補助金をなくし、税収で財源を賄う。「税収分だけの行政を行い、地域づくりの根幹は住民の自治に委ねる。」資本集約的産業から労働集約的な生産体制、つまり自給自足体制を確立する。生産労働だけでなく生活労働も重視する。次の引用で具体的イメージが沸くだろう。
そのためには、琉球弧各地に自治、自立的な生活や生産を学びあう場を設置してはどうだろうか。そこで開かれるワークショップに住民が参加して、真の自治について学ぶ。そして、琉球にはどのような政治経済的、社会的問題があり、それを解決するために必要とされることは何かを話し合う。自分たちの関心、技、知識や知恵を持ちより、力を提供し、自分たちでできる範囲内で協力しながら様々な生活や生産の場を作り上げていく。自給自足や地産地消の産業を構築する場が琉球弧の各地で育てば、住民参加による内発的発展は自ずと実現するだろう。琉球弧の島々のそれぞれが有する諸条件に合わせて、市場、再分配、互酬がバランスよく存在する状態が望ましい。(P.282)
(つづく)
2008年01月10日
琉球の「自治」その3
琉球の「自治」
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。


第三部 島々の「経世済民」
「経済自立」とは何を意味するのか?例えば沖縄県庁は、財政依存、基地経済依存の状態から脱して、経済成長の原動力を地域内部に据えることにあるとコメントしている。著者はこれに対し、「市場経済を島全体に拡大することに他ならない」と批判する。これでは「拠点開発主義となんら変わらない」ではないかと。
では、そうではない「本当の豊かさ」とは何か?経済成長を無限に求めるのではない自立の在り方とは?著者はそのヒントを再分配、互酬のシステムが残る八重山地域に求める。
西表島の石垣金星・昭子夫妻の「島おこし運動」、文化が経済を救うともいえる、島民自ら自治のルールを定めた竹富島憲章。共同売店を中心にユイマール精神が強い波照間島、公民館が自治の柱といえる小浜島や黒島、「国境交流特区」を政府に求める与那国島。そしてイノーという豊かな自然が自給自足の生活を可能にさせる石垣島白保。
琉球弧の島々の発展はどうあるべきか?日本政府の差し出す経済振興策に対して非協力の姿勢をとれ、と著者はいう。なぜなら「基地移転のための話し合いとは言葉を変えると、新たな経済開発の交渉に他ならない」から。その上で再分配、互酬のシステムに基づいた独自の文明を形成するべきだと。「生産者・消費者協同組合、NPO・NGO、共同売店、公民館等、地域の社会的まとまりを土台とする発展を軽視してはならない。競争原理や効率化を推し進めることで失業者を増やすのではなく、人間が地域の中で活躍できる場を生み出す。所得が少なくても『豊かな生活』を享受できる社会を構築する」
(つづく)
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。

第三部 島々の「経世済民」
「経済自立」とは何を意味するのか?例えば沖縄県庁は、財政依存、基地経済依存の状態から脱して、経済成長の原動力を地域内部に据えることにあるとコメントしている。著者はこれに対し、「市場経済を島全体に拡大することに他ならない」と批判する。これでは「拠点開発主義となんら変わらない」ではないかと。
では、そうではない「本当の豊かさ」とは何か?経済成長を無限に求めるのではない自立の在り方とは?著者はそのヒントを再分配、互酬のシステムが残る八重山地域に求める。
西表島の石垣金星・昭子夫妻の「島おこし運動」、文化が経済を救うともいえる、島民自ら自治のルールを定めた竹富島憲章。共同売店を中心にユイマール精神が強い波照間島、公民館が自治の柱といえる小浜島や黒島、「国境交流特区」を政府に求める与那国島。そしてイノーという豊かな自然が自給自足の生活を可能にさせる石垣島白保。
琉球弧の島々の発展はどうあるべきか?日本政府の差し出す経済振興策に対して非協力の姿勢をとれ、と著者はいう。なぜなら「基地移転のための話し合いとは言葉を変えると、新たな経済開発の交渉に他ならない」から。その上で再分配、互酬のシステムに基づいた独自の文明を形成するべきだと。「生産者・消費者協同組合、NPO・NGO、共同売店、公民館等、地域の社会的まとまりを土台とする発展を軽視してはならない。競争原理や効率化を推し進めることで失業者を増やすのではなく、人間が地域の中で活躍できる場を生み出す。所得が少なくても『豊かな生活』を享受できる社会を構築する」
(つづく)
2008年01月09日
教科書検定・辺野古・バルブ事件
今日のQAB「ステーションQ」では、教科書検定問題で昨年暮の要請行動後、県民大会実行委員会のブレが見え隠れする中、委員長・仲里利信県議会議長をゲストに招き、「そこんとこどうなの?」的な内容だった。
「集団自決」修正/五ノ日の会、要請不参加という報道もされる中、委員長から直接コメントをとろうと迫るキャスター陣。個人的見解(80%満足)と実行委員会全体の意見(あくまで撤回すべき)を区別して説明する仲里氏。緊張のためか舌が乾ききった苦しげなコメントぶりだった。
発言自体は決して歯切れのいいものではなかったものの、よくぞ生出演させコメントをとれた、という意味でステーションQを評価したい。はっきりとした言質をとろうと鋭くツッコムところはツッコミ、最後に「今すぐどうこうなるという問題ではなく時間がかかりますよね~」と笑顔でフォローする三上アナ。思いやりに満ちたとても素敵な笑顔だった。
島袋名護市長が県副知事と会談のニュース。ステーションQでは、「島袋市長・副知事会談 辺野古の基地問題に触れず」という内容。アレ、さっき読んだタイムス夕刊では「名護市・県 促進へ/普天間移設 島袋市長と副知事一致」だったはず。
ステーションQ:
辺野古への基地建設問題については、仲里副知事が「今年はぜひ前進させたいですね」と話しただけで、島袋市長から回答はありませんでした。
沖縄タイムス:
米軍普天間飛行場移設問題について仲里副知事が「今年はぜひ前進させたい」と意欲を示し、島袋市長も同調した。
要するに島袋市長がどちらともとれる曖昧なリアクションをしたということか?まあ、彼のこれまでの振る舞いを思い起こせば容易に想像できることでもあるが。実際そうだとしたら、間近に取材していた県内メディアでさえ判断が出来かねるわけだから、県外の政治家、メディア、いわんや一般国民からすれば、彼がどうしたいのかさっぱり分からないだろう。「温度差」はこんなことでも発生する。こんな人物に票を投じた名護市民よ、あなたの責任は重すぎる。
ちなみにこの件について、両メディアの見出しに注意してみる。
沖縄タイムスが「普天間移設」、ステーションQが「辺野古の基地問題」となっている。同じ一つのことをまったく違う表現をしている。「普天間移設」は「住宅密集地にあり危険な、そして老朽化した普天間飛行場を相応しい代替地へ移す」という作業を容認させる、政治的な力を持った言葉として私には映る。
問題はこの言葉を選んだ人が、意図的につまり政治的に選んだのか、まったく意図が無く選んだのか、ということにある。私は問題が深刻なのは後者だと思う。ジャーナリズムに携わり、なおかつ見出しをつける権力を与えられた特権的な立場にいる者が、そのことに自覚的でないということがどれほど恐ろしいことか?それこそまさしく「無知の権力性」(新城郁夫「到来する沖縄」)だ。
そして昨日舞込んだ気分を暗澹とさせる辺野古のバルブ事件(昨年の夏芽さんの時からまたか!)のニュース。この事件をメディアがどう報道するか、あるいはしないか気になっていた。ステーションQでは短い時間で簡潔に編集していた。上記リンク先ストリーミングビデオで見ることができる。他の番組をチェックしていないが、報道自体したのだろうか?
そしてタイムス夕刊社会面の見出し「作業員と反対派 海中トラブルか」(紙面のみ、サイトには掲載無し)。これまた暗澹とさせる「反対派」!トラブルばかり起こす危険で迷惑な「反対派」!危険分子を権力の手で封じるのは当然だ!いつしかこんな声が聞こえてきそうな暴力性を帯びた言葉。新報はどうなのだろう?
いずれにしてもこれらの暴力性に対したアクションが求められる。
「集団自決」修正/五ノ日の会、要請不参加という報道もされる中、委員長から直接コメントをとろうと迫るキャスター陣。個人的見解(80%満足)と実行委員会全体の意見(あくまで撤回すべき)を区別して説明する仲里氏。緊張のためか舌が乾ききった苦しげなコメントぶりだった。
発言自体は決して歯切れのいいものではなかったものの、よくぞ生出演させコメントをとれた、という意味でステーションQを評価したい。はっきりとした言質をとろうと鋭くツッコムところはツッコミ、最後に「今すぐどうこうなるという問題ではなく時間がかかりますよね~」と笑顔でフォローする三上アナ。思いやりに満ちたとても素敵な笑顔だった。
島袋名護市長が県副知事と会談のニュース。ステーションQでは、「島袋市長・副知事会談 辺野古の基地問題に触れず」という内容。アレ、さっき読んだタイムス夕刊では「名護市・県 促進へ/普天間移設 島袋市長と副知事一致」だったはず。
ステーションQ:
辺野古への基地建設問題については、仲里副知事が「今年はぜひ前進させたいですね」と話しただけで、島袋市長から回答はありませんでした。
沖縄タイムス:
米軍普天間飛行場移設問題について仲里副知事が「今年はぜひ前進させたい」と意欲を示し、島袋市長も同調した。
要するに島袋市長がどちらともとれる曖昧なリアクションをしたということか?まあ、彼のこれまでの振る舞いを思い起こせば容易に想像できることでもあるが。実際そうだとしたら、間近に取材していた県内メディアでさえ判断が出来かねるわけだから、県外の政治家、メディア、いわんや一般国民からすれば、彼がどうしたいのかさっぱり分からないだろう。「温度差」はこんなことでも発生する。こんな人物に票を投じた名護市民よ、あなたの責任は重すぎる。
ちなみにこの件について、両メディアの見出しに注意してみる。沖縄タイムスが「普天間移設」、ステーションQが「辺野古の基地問題」となっている。同じ一つのことをまったく違う表現をしている。「普天間移設」は「住宅密集地にあり危険な、そして老朽化した普天間飛行場を相応しい代替地へ移す」という作業を容認させる、政治的な力を持った言葉として私には映る。
問題はこの言葉を選んだ人が、意図的につまり政治的に選んだのか、まったく意図が無く選んだのか、ということにある。私は問題が深刻なのは後者だと思う。ジャーナリズムに携わり、なおかつ見出しをつける権力を与えられた特権的な立場にいる者が、そのことに自覚的でないということがどれほど恐ろしいことか?それこそまさしく「無知の権力性」(新城郁夫「到来する沖縄」)だ。
そして昨日舞込んだ気分を暗澹とさせる辺野古のバルブ事件(昨年の夏芽さんの時からまたか!)のニュース。この事件をメディアがどう報道するか、あるいはしないか気になっていた。ステーションQでは短い時間で簡潔に編集していた。上記リンク先ストリーミングビデオで見ることができる。他の番組をチェックしていないが、報道自体したのだろうか?
そしてタイムス夕刊社会面の見出し「作業員と反対派 海中トラブルか」(紙面のみ、サイトには掲載無し)。これまた暗澹とさせる「反対派」!トラブルばかり起こす危険で迷惑な「反対派」!危険分子を権力の手で封じるのは当然だ!いつしかこんな声が聞こえてきそうな暴力性を帯びた言葉。新報はどうなのだろう?
いずれにしてもこれらの暴力性に対したアクションが求められる。
2008年01月09日
琉球の「自治」その2
琉球の「自治」
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。


第五章 米軍基地の経済学
基地依存経済の形成
日本唯一の地上戦である沖縄戦を勝ち取った米軍は「銃剣とブルドーザー」で次々と土地を強制収用していく。米軍は地代の一括払い、新規土地接収を認めるという「プライス勧告」(1956年)を出したが、その強引な条件に抵抗する住民の運動の輪が広がり「島ぐるみ闘争」に発展した。運動が収まらないことに業を煮やした米軍は一括払いを取り下げた。この反基地運動は主に政治史の文脈で語られるが、著者は経済闘争としての側面に注目する。つまり米軍が経済的に譲歩したことによって、以降の基地経済への依存を深めたという視点だ。
沖縄の経済人は開発のカードとして基地を捉えている。その代表ともいえる国場幸一郎は、終戦後の基地化に伴う膨大な投資が沖縄に景気と繁栄をもたらし、多くの若者が職を得、基地内の高度な技術を学び、地場産業が育ったと述べ、「反対ばかりで日本政府に投げかけることだけでは解決にならない」と結論づけている。基地によって経済自立がなされるというこの考え対して、著者は「基地をカードにして補助金をさらに獲得しようとすることは中央政府への依存であり、『経済の自律発展』や地方分権としての道州制とは矛盾している。~琉球では『経済自立』という言葉が、本来の自立とは逆の意味内容で使われている」と論破している。
この指摘こそ「(反)基地か経済か」の二者択一を争点とする沖縄の政治状況という仕掛けられた欺瞞を暴いている。基地を受け入れ補償金を得、開発を続けてきた結果が、変わらず高い失業率、沖縄の宝である自然環境の破壊、そしてなによりも中央政府への依存=自治の崩壊をもたらしたことは火を見るよりも明らかだ。
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。

第五章 米軍基地の経済学
基地依存経済の形成
日本唯一の地上戦である沖縄戦を勝ち取った米軍は「銃剣とブルドーザー」で次々と土地を強制収用していく。米軍は地代の一括払い、新規土地接収を認めるという「プライス勧告」(1956年)を出したが、その強引な条件に抵抗する住民の運動の輪が広がり「島ぐるみ闘争」に発展した。運動が収まらないことに業を煮やした米軍は一括払いを取り下げた。この反基地運動は主に政治史の文脈で語られるが、著者は経済闘争としての側面に注目する。つまり米軍が経済的に譲歩したことによって、以降の基地経済への依存を深めたという視点だ。
沖縄の経済人は開発のカードとして基地を捉えている。その代表ともいえる国場幸一郎は、終戦後の基地化に伴う膨大な投資が沖縄に景気と繁栄をもたらし、多くの若者が職を得、基地内の高度な技術を学び、地場産業が育ったと述べ、「反対ばかりで日本政府に投げかけることだけでは解決にならない」と結論づけている。基地によって経済自立がなされるというこの考え対して、著者は「基地をカードにして補助金をさらに獲得しようとすることは中央政府への依存であり、『経済の自律発展』や地方分権としての道州制とは矛盾している。~琉球では『経済自立』という言葉が、本来の自立とは逆の意味内容で使われている」と論破している。
この指摘こそ「(反)基地か経済か」の二者択一を争点とする沖縄の政治状況という仕掛けられた欺瞞を暴いている。基地を受け入れ補償金を得、開発を続けてきた結果が、変わらず高い失業率、沖縄の宝である自然環境の破壊、そしてなによりも中央政府への依存=自治の崩壊をもたらしたことは火を見るよりも明らかだ。
2008年01月08日
アセス手続きをどう闘うか
アセス手続きをどう闘うか 普天間代替・辺野古アセス
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桜井先生の頭が青紫がかっていますが、新年早々過激に染めたわけではありません。
桜井先生、ごめんなさい!
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タグ :辺野古
2008年01月07日
琉球の「自治」
琉球の「自治」
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。


第二部 琉球の開発と密接に結びつく米軍基地
第四章 琉球の開発と米軍基地
本章では開発と米軍基地の関係が論じられる。沖縄の「本土復帰」時に採られた開発手法は拠点開発方式、つまり、工業地帯、石油化学コンビナートなどの大規模な開発拠点を設置し、周辺地域に経済効果を波及させる手法のこと。ここで著者は重要な指摘をしている。これらの開発はいわゆる本土との「格差是正」のためのものと一般的には認知されているが、それのみではなく、次に準備される東南アジアへの援助計画のための実験・調査、つまり日本の国土開発として位置づけられていたという。すなわち、沖縄を国際化、その中核地域を都市化し、情報や交通をネットワーク化し諸外国と結ぶ。そのための大型港湾の建設、国際空港の整備拡張、交通網の整備であった(私見ではこの思想は昨年安倍政権が打ち出した「アジアゲートウェイ構想」まで続く)。
著者は基地と開発の類似点を強調する。上記の通り開発も国家戦略の一部であり、安全保障体制の根幹である米軍基地とその点は同じだ。また両者は自然環境や地域共同体を破壊し、対外的依存度が高い点でも似ている、と。拠点開発主義を踏襲している観光も同じ構造を持つことから、観光・開発・基地の三位一体構造といえる。「基地にはNOだが観光は良いもの」とする立場は矛盾していると著者はいう。
ではこれら問題含みの開発に対して、沖縄側はどう認識してきたか?沖縄側の回答とそれに対する著者の指摘部分を長くなるが引用する。
2003年以降の南琉球における開発の方向性を決める沖縄振興計画の内容を巡って、沖縄県議会で以下のような議論が展開された。「新たな沖縄振興に当たっては、今後とも国の責務による支援が必要であります。そのため、沖縄振興計画については引き続き国の責任で策定されるとともに、これまで大きな役割を果たしてきた社会基盤等に係る効率補助等特別の措置を講ずることについても、現行のまま沖縄振興新法に引き継ぐ必要があるものと考えております」。沖縄県庁側から効率補助の継続を求めており、国への依存度を深め、それから抜け出そうとしておらず、国に新計画の策定を求める他人任せの姿勢が明確である。(P.103~104)
その後も経済自立目標が達成されなかった責任を外部に転換し、尚いっそうの開発が必要であると求める県の姿勢が批判されている。そしてこのように「格差是正」、「高率補助」、「開発」を求める姿勢は野党革新側も同じだ。そこにあるのは、沖縄戦から続く歴史的政治的格差は日本政府の責任であるから、その代償を求めるのは当然であるという共通の認識である。これに対し著者は「日本政府の責任を追及する手段として『格差是正策』は考えられており、琉球人は島の開発を国の当然の義務とみなし、開発に対し傍観者的立場にたった。開発が失敗しても日本政府の責任を問えば済むという、琉球の開発を他人任せにする風潮が生まれたのではないか」と嘆く。
松島泰勝著 藤原書店 2007年
軍事基地だけでなく、開発・観光のあり方から問い直さなければ琉球の平和と繁栄は訪れない。琉球人である著者が、豊富なデータをもとに、それぞれの島が「自立」しうる道を模索し、世界の島嶼間ネットワークや独立運動を検証。

第二部 琉球の開発と密接に結びつく米軍基地
第四章 琉球の開発と米軍基地
本章では開発と米軍基地の関係が論じられる。沖縄の「本土復帰」時に採られた開発手法は拠点開発方式、つまり、工業地帯、石油化学コンビナートなどの大規模な開発拠点を設置し、周辺地域に経済効果を波及させる手法のこと。ここで著者は重要な指摘をしている。これらの開発はいわゆる本土との「格差是正」のためのものと一般的には認知されているが、それのみではなく、次に準備される東南アジアへの援助計画のための実験・調査、つまり日本の国土開発として位置づけられていたという。すなわち、沖縄を国際化、その中核地域を都市化し、情報や交通をネットワーク化し諸外国と結ぶ。そのための大型港湾の建設、国際空港の整備拡張、交通網の整備であった(私見ではこの思想は昨年安倍政権が打ち出した「アジアゲートウェイ構想」まで続く)。
著者は基地と開発の類似点を強調する。上記の通り開発も国家戦略の一部であり、安全保障体制の根幹である米軍基地とその点は同じだ。また両者は自然環境や地域共同体を破壊し、対外的依存度が高い点でも似ている、と。拠点開発主義を踏襲している観光も同じ構造を持つことから、観光・開発・基地の三位一体構造といえる。「基地にはNOだが観光は良いもの」とする立場は矛盾していると著者はいう。
ではこれら問題含みの開発に対して、沖縄側はどう認識してきたか?沖縄側の回答とそれに対する著者の指摘部分を長くなるが引用する。
2003年以降の南琉球における開発の方向性を決める沖縄振興計画の内容を巡って、沖縄県議会で以下のような議論が展開された。「新たな沖縄振興に当たっては、今後とも国の責務による支援が必要であります。そのため、沖縄振興計画については引き続き国の責任で策定されるとともに、これまで大きな役割を果たしてきた社会基盤等に係る効率補助等特別の措置を講ずることについても、現行のまま沖縄振興新法に引き継ぐ必要があるものと考えております」。沖縄県庁側から効率補助の継続を求めており、国への依存度を深め、それから抜け出そうとしておらず、国に新計画の策定を求める他人任せの姿勢が明確である。(P.103~104)
その後も経済自立目標が達成されなかった責任を外部に転換し、尚いっそうの開発が必要であると求める県の姿勢が批判されている。そしてこのように「格差是正」、「高率補助」、「開発」を求める姿勢は野党革新側も同じだ。そこにあるのは、沖縄戦から続く歴史的政治的格差は日本政府の責任であるから、その代償を求めるのは当然であるという共通の認識である。これに対し著者は「日本政府の責任を追及する手段として『格差是正策』は考えられており、琉球人は島の開発を国の当然の義務とみなし、開発に対し傍観者的立場にたった。開発が失敗しても日本政府の責任を問えば済むという、琉球の開発を他人任せにする風潮が生まれたのではないか」と嘆く。
(つづく)
2008年01月07日
短編映像 Futenma
富士さゆりさんという米国在住のビデオジャーナリスト作の短編映像
↓
Futenma
アメリカの全国ネットのテレビ局で放映する予定
長編の完成も春ごろの予定
とのこと。
この時のDUTY FRE SHOPP×カクマクシャカも出ていて。
↓
路上ライブで知って欲しい 沖縄ヘリパッド問題
あの時ビデオカメラをまわしていた女の子か~
↓
Futenma
アメリカの全国ネットのテレビ局で放映する予定
長編の完成も春ごろの予定
とのこと。
この時のDUTY FRE SHOPP×カクマクシャカも出ていて。↓
路上ライブで知って欲しい 沖縄ヘリパッド問題
あの時ビデオカメラをまわしていた女の子か~
2008年01月05日
『サッド ヴァケイション』
桜坂劇場で『サッド ヴァケイション』を観る。『Helpless』『EUREKAユリイカ』
に続く北九州サーガ完結編。
中上健次に執りつかれた作家はその名を主人公に定めることを潔しとした。そこでは、母親役の石田えりに限らず宮崎あおいも板谷由夏も山口美也子も、そして当然作家の共犯者であるとよた真帆も「母性」からオリュウノオバに限りなく近づく。
それにしてもこれほどまでにキャスティングが決まった日本映画を観たのはいつが最後だったろうか?作家自身が認めているのも頷ける。特に板谷由夏の北九州女は際立っている。
同時にこの作品は「素の演技者」=浅野、光石、オダギリ、斉藤らと「作る演技者」=石田、中村、川津、板谷、嶋田、山口らが同じステージに立つスリリングな時間劇でもある。そこにフリクションさえも感じさせないのは、作家による映画という記憶の再現が執拗だからか。
捨てカットで笑わせてくれる作家の新作を劇場で観ることができる幸福を改めて確認する必要がある。
2007年/日本/136分/35mm/カラー
監督・原作・脚本:青山真治
出演:浅野忠信/石田えり/宮崎あおい/板谷由夏/オダギリジョー



NY在住のアーティスト、





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