県民大会を知らない哀れな日本人
県民大会終了後、メジャー・メディアの扱いをネットでざっとチェックしてみた。予想はしていたものの、惨憺たる「扱わなさ」に少し静まった怒りが再発した。恐らく私と同じ思いであるだろう沖縄タイムスの10日付記事を一部転載する。
反基地県民大会 全国紙地味な扱い
手厚い地方紙と差
朝日、毎日、読売、日経の各紙は、大会翌日の9日付朝刊が休みだったため、同日付夕刊で報じたが、いずれも写真はなく小さな扱い。産経新聞は夕刊がないため、9日まで紙面での報道はなかった。
(中略)
比較的大きな扱いをしたのは、ブロック紙の東京新聞。夕刊4面に黒地に白抜きの4段見出しで、ガンバロー三唱をする参加者の写真も掲載した。
一方、この日朝刊を出した共同通信社加盟の県外地方紙5社は、いずれも県民大会を報道。秋田魁新報など3紙は1面で扱い、他の面にも解説やサイド記事を載せた。河北新報など2紙は1面ではなかったものの、複数の関連記事を掲載した。
あれだけ「普天間移設問題」=「ぶれる民主党の危うさ」=「日米同盟の危機」を報じておきながら、沖縄県民による直近の民意の大事な意思表示を軽くあしらう破廉恥さよ。そもそも現在のこの日本で、2万を越える市民が一同に会し、直接的デモンストレーションのできる地域がどこにあるだろう?それだけで大きなニュースではないのか。
何よりも、日米安保という戦後日本における最重要根本問題の「要石」の真実を知らされない、知ろうとしない全国紙の読者たる日本人とは、世界で最も無知で空疎で哀れなヤカラではないか!そんなヤカラに国の安全保障を偉そうに語る資格など微塵も無いのですよ。
ちなみに沖縄のメディアはこんな風に報じています。こんなに人の生 life というものが現されているメディアを毎日読むことができるオイラは、君たちよりちょっぴりまともだよ。
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朝刊 11月9日 琉球新報
11月10日 琉球新報
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