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2006年10月01日

中上健次生誕60周年記念号

中上健次生誕60周年記念号


熊野大学文集『牛王』(ゴオウ)vol.4
中上健次生誕60周年記念号



小説家・中上健次が生誕して今年で60周年を迎えるという。
46歳で亡くなったのだから、それから14年経つということになる。

ということは中上を読み離れて10年以上たつということだなあ、などと感慨にふける。
そんな私の軽薄な感慨とは設定温度の違うゴローさんから『牛王』が送られてきた、20冊も。

熊野大学は生前の中上が生誕の地に建てた自由な学びの場だ。中上の死後も(というか死後の方が)熱心な参加者の手で毎年8月に合宿形式でその活動は継続されている。中上にゆかりのある豪華な参加者の顔ぶれも本気度100%の雰囲気を伝える。

時より耳にするその噂に私は毎回嫉妬する。沖縄にいて別の場所が気になることなどあまりないのだが、ここは例外だ。

ゴローさんもその参加者の一人。今回の第4号には小説を出稿している。


主な執筆陣は以下の通り。
瀬戸内寂聴・勝目梓・宮尾登美子・北方謙三・立松和平・青山真治・
渡辺直己・高澤秀次・いとうせいこう・中上紀その他。
中上健次最期の小説『青い朝顔』も掲載。



中上の遺伝子たちの文集『牛王』(ゴオウ)vol.4が私の手元にある。これを沖縄在住の中上ファンに届けたいのだが。
定価1000円、送料サービスでお届けします。
ご希望の方は住所、氏名、電話番号、メールアドレス明記の上、管理人宛にメールを下さい。こちらから発送後、指定のの銀行口座または郵便局口座にご送金下さい。


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この記事へのコメント
その1/20冊
なかし~がお買い上げます。

ゆみゆみ便にてお願いしてもよろしですか?

中上健二に詳しいわけではないのですが
芝居好きで、内地にいるころよく観にいき
好きな劇団が中上原作の舞台をやったときに
初めてその存在を知ったくらいです。
そのころ、図書館で本借りたけど
当時のあたしにゃ、ムズカシかった~。

こんなわたくしでもよいかしら?
Posted by なかし~ at 2006年10月01日 22:00
おお、なかし~、サンキュー!!

その時の原作は何だったんだろう?
気になるなー。

ゆみゆみ便にてお送りします。
Posted by 24wacky at 2006年10月02日 10:38
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