2009年05月04日
まだ涙が出ない 言論の自由
記念すべきファースト・アルバム『初期のRCサクセション』(1972)に収められたこの曲は、時代を経て『カバーズ』後のライブで復活された。その緊張感溢れるパフォーマンスがライブ・アルバム『コブラの悩み』で聴くことができる。
キヨシローがことあるごとに「事件」を起したことを「反骨精神」と表現されるが、ただ自由に歌いたいことを歌いたくてそうしたら、社会では「それは通じなかった」という方が正しい気がする。「あれっ?」というとまどいがあったはずだ。そこで、ではどうするかという判断力(実践)の問題に直面する。ここから豊かな、自由な表現が生まれる。多くの「アーティスト」は、この領域の手前でうまくやっているに過ぎない。
Posted by 24wacky at 22:29│Comments(0)
│YouTube