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2009年08月20日

岡崎乾二郎来沖講演

岡崎さんがまた沖縄に来るではないか~という直前情報。前回もところ同じく県立博物館・美術館講堂だったが、あのとき岡崎さんの話に対し、前列に座った翁長館長さん(いつもはクールそう)がやたらウケていたのが印象的だった。「この人こういう趣味の人なんだ」と。館長の趣味で呼んだのかな、なんて思ったりして。とすればよくぞ呼んでくれました。紹介文にびびびときた人には、刺激的な岡崎さんの話は超お薦めです。

現代美術講座「詩は絵の如く、絵は詩の如く 言葉と絵画~芸術の時間と空間[芸術をわかるとは何か]」


いま見ているもの、聞いてるものはいったい何だろう?

自分が感じているものをしっかり理解すること、まして言葉にすることはむずかしいもの。

言葉は誤解だけを生み出し作品を遠ざけるだけ?いや言葉によって目や耳の感覚ははっきり浮かびあがる?

表現ジャンルのちがい、その間のズレこそがつくりだすイメージの連携、シークエンス。

詩や音楽、絵画の具体例をあげ、芸術という出来事を理解すること、味わうことの謎に迫りたいと思います。

日程:8月23日(日) 14時から16時(13時半開場)

場所:沖縄県立博物館・美術館 講堂

入場無料(当日先着200名)

主催:沖縄県立博物館・美術館

【講師】

岡崎 乾二郎 Kenjiro Okazaki

1955年東京生まれ。造形作家、批評家。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に主品。2002年にはセゾン現代美術館にて個展。

同年「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)

現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開。近畿大学国際人文科学研究所教授、副所長。

ぱくきょんみ Kyong Park

1956年生まれ。詩人、和光大学講師。第一詩集『すうぷ』を80年に出版以来、詩やエッセイをさまざまな媒体に掲載。87年ガートルード・スタイン『地球はまあるい』をはじめて日本語に翻訳、93年スタイン『地理と戯曲抄』(共訳)を翻訳出版。

モダニズム文学への取り組みと並行して、80年代より韓国の伝統音楽・舞踊を学び、伽耶琴(カヤグム)、ポジャギなど民族芸術を広く研究。2007年ジェノヴァ国際詩祭、ストゥルーガ詩の夕べ(マケドニア)に招聘された。






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この記事へのコメント
半年に一度来るのはすごいね。
Posted by tyoshinaga at 2009年08月23日 19:56
今日の講演も刺激的だった。
あとで書くつもり。
Posted by 24wacky at 2009年08月23日 20:23
それは楽しみ。
4周年おめでとう。そういえば「柄谷行人政治を語る」の山口二郎氏による書評が6月13日図書新聞に出ていたよ。
増刷もされたらしい。増刷はすごいやね。
Posted by tyoshinaga at 2009年08月24日 19:42
興に乗って長い記事になりそう。
なんてったってオイラの好きなあのひとについて論じているのだから。
書評は機会を見つけて読んでみます、ありがとう。
Posted by 24wacky24wacky at 2009年08月24日 20:04
 
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