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2009年08月28日

県公文書館で暑い夏を乗り切ろう!

県公文書館の興味深い企画を2つ紹介します。公文書を見るだけだとけっこう地味なんですけど、このように独自に企画をたててもらえれば来館者も増すのでは。

まずは開催中の「オペレーション・レッドハット」から。森口豁さんのドキュメンタリーも観ることができるそうです。

県公文書館で暑い夏を乗り切ろう!

オペレーション・レッドハット1971~沖縄をゆるがした毒ガス移送

期間:平成21年8月4日(火)~10月4日(日)
場所:沖縄県公文書館展示室 (閲覧棟一階)
開場時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜、9月22日、9月23日
入場無料

 1969年7月、沖縄の米軍基地でVX神経ガスのコンテナからガス漏れ事故が発生し、米軍要員が入院したというスクープ記事に、沖縄住民の米軍基地に対する不安と怒りが爆発しました。

 マスタードガス、GBガス(サリン)といった致死性の毒ガス1万3千トンの撤去を求めた激しい住民運動は、米国防総省から「沖縄から致死性化学物質を撤去する」との声明を引き出しました。毒ガスを撤去するための移送作戦を、米軍は「オペレーション・レッドハット」(赤帽作戦)と名付けました。

 実際に撤去が完了したのは1971年9月9日。発覚からの2年間、琉球政府はオペレーション・レッドハットに協力して、毒ガス撤去を実現するため奔走しました。毒ガスの通過に反対する市町村の説得、移送経費の負担をめぐる交渉、補償金の確保・・・。米軍基地の重圧と戦った当時の沖縄のすがたを、公文書館所蔵の公文書で追体験します。


続いてこれも貴重な映像+トークですね。

映画にみる沖縄の戦前・戦後 

 沖縄の映画史の中で貴重な映像「海の民」や「山原街道」の一部を、解説を交えながら紹介します。

日時:平成21年9月4日(金)午後2時から5時まで

場所:沖縄県公文書館講堂

解説:世良利和(沖縄映画研究者)

コメンテーター:山里将人・仲松昌次・名嘉山リサ

入場無料・申し込み不要

お問い合わせ:098-888-3875


県公文書館で暑い夏を乗り切ろう!



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