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2010年02月08日

普天間問題の「解決」とは何か?

こちらもぜひ!

八王子平和イベント実行委員会 主催
普天間問題の「解決」とは何か?
~いま、私たちに問われていること~

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 2010年1月24日、普天間問題を大きく左右する沖縄県名護市長選の結果が出ました。「辺野古に新しい米軍基地はつくらせない」と訴える稲嶺進氏の当選―-。それは戦後の日本社会の平和と発展の代償としての「米軍基地の島・沖縄」というひずみに、いまや当事者である沖縄県民がNOを突きつける時代に入ったということを示しているのではないでしょうか。
 歴史的な転換点ともいえる今回の選挙結果は、しかし、驚きに満ちた新鮮なニュースだったといえるでしょうか。それは、ある日突然に彗星のように降ってきた「民意」という審判ではありません。それは、13年間におよぶ、おじい・おばあを中心とした住民たちの、長く地道な反対運動が用意してきたものです。
私たちはしばしば忘れがちになっているのではないでしょうか、もしも反対運動がなければ、普天間基地の移設問題は、とっくに「解決」されていたはずだということを…。
 今回、私たちは、移転対象地とされてきた名護市辺野古の現地で、13年間にわたり新基地建設反対運動を引っぱってきた安次富浩(あしとみ・ひろし)さんを沖縄からお招きして講演会を行います。市長選を辺野古の住民がどう取り組んだか、選挙の結果がどのように受け止められているのか、そして、これからの基地移設問題の展望について話していただきます。
また、八王子市内の若者たちで企画・準備する今回の集いでは、八王子市から名護市長選の応援に行った2名の青年の報告を踏まえて、パネルディスカッションも行う予定です。

■日 時: 2月20日(土)18時30分~20時30分
■場 所: 八王子市学園都市センター・第一セミナー室
■参加費: 500円
●主催:八王子平和イベント実行委員会  ●協賛:八王子平和市民連絡会

▼講師プロフィール
安次富浩(あしとみ ひろし)さん。1946年生まれ。1982 年、一坪反戦地主会設立に参加。97 年「ヘリポートいらない名護市民の会」設立に参加、98 年「ヘリ基地建設反対協議会」共同代表となり辺野古新基地建設の反対運動に取り組む。2009 年「辺野古・違法アセス訴訟」原告団長。

お問い合わせ先:

▼ 八王子平和イベント実行委員会 担当:熊谷・大屋
090-8598-5360(熊谷) Fax: 020-4624-2381  e-mail: umicsa_project@yahoo.co.jp



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この記事へのコメント
解決とは何か?

いいですね

いろんな意味で

安次富さんたちの意見も聞いて

賛成派の意見も聞けたらもっと

すばらしいイベントになると思います

実行委員会、関係各位のみなさん

イベントの成功を沖縄から応援します。

PS

イベントの結果なども

アップお願いします
Posted by うちなーんちゅ at 2010年02月08日 21:28
ご無沙汰しております、関本@横浜です。

米軍基地問題はアメリカの雇用の問題という側面もあり、これは軍産複合体をどう解消し、世界的にオルタナティブな社会をつくって行くかという問題を含んでおり厄介です(身近にオルタナティブな社会のモデルをつくって行ければベストですが)。

沖縄の現状は、文章やyoutubeでアメリカの民衆に直接訴えかけなければならない段階にあるのでは?とも最近考えます。
Posted by yoji at 2010年02月08日 22:34
>うちなーんちゅさん

確かにこのタイトルのつけかたはうまいですね。

イベントの結果アップは東京にいるわけではないのでそれほどできないですが、悪しからず。
Posted by 24wacky at 2010年02月08日 22:56
>関本さん

ご無沙汰しています、コメントありがとうございます。

ご指摘の側面がまさにトランスナショナルな運動として求められるということでしょう。私の関心は、そのような大がかりなことに向うために、例えば「オルタナティブな社会」というような抽象的な言葉を、日本人にも、沖縄の人びとにも伝わるような言葉に、実践に、変換することにあります。

沖縄の現状をアメリカ民衆に訴えるということでは、ジュゴン訴訟をはじめ、沖縄のすばらしい草の根運動が既に始めているものもあります。むろん、ご意見にあるように、多様な方法はさらにやっていかなくてはなりませんね。

と同時に、というかそれ以前に、私の関心は、「沖縄の現状」なるものを、そもそも日本人の大多数が知らない、知ろうとしない、ということに対してあります。

関本さんがいう通り、側面を分けて議論する必要があります。沖縄の基地問題についての解決策の優先順位として、アメリカ民衆に訴える方法も重要ですが、(既にやっている人はやっている)日本人として、日本人の責任として、日本人に原因があるとして、それを解決するにはどうすべきかを、まず第一に考え実行すべきだと強く思います。

関本さんが米軍の基地問題一般から考えているのに対し、こちらは沖縄の(日本の)米軍基地問題から考えている、という違いといいましょうか。それがトランスナショナルな運動に結果していくという考えです。
Posted by 24wacky at 2010年02月08日 23:20
 
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