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2011年11月09日

0がとれたOAM

2011年11月1日OAMの本格的Webサイト「OAM(沖縄オルタナティブメディア)」がアップロードされた。思い起こせば「沖縄問題」にはメディアの問題が大きく関わっているという気づきからオルタナティブなメディアの必要性を感じ、昨年9月に「沖縄オルタナティブメディア0」を仲間と立ち上げた。

2009年民主党政権が誕生し、いわゆる「普天間移設」問題をひとつの焦点に沖縄の置かれた状況が大きく動き出す可能性があった。その後2010年へと年を越すが、「鳩山迷走劇」は結局自民党案を踏襲する「辺野古合意」へと逆戻りしていったことは記憶に新しいところだろう。

「今は沖縄にとって間違いなくターニングポイントとなるタイミングだ。一刻も早くメディアを立ち上げなければ」という思いが強まった結果、とにかくブログ形式でもよいからスタートしようと決意するのにそれほど時間はかからなかった。2010年9月に「沖縄オルタナティブメディア0」はそうして始まった。「0」は0号の意、本格的サイト始動までの準備ブログという位置づけである。

この一年間はあっという間の一年であった。その間みえてきた課題を挙げればきりがない。どれもこれも結局は事業として成り立っていないという基盤の弱さに起因する。むろんすべて私の力量不足である。次なる一年ではどこまで達成可能か、どこからは無理なのかの見極めをたてることが必須である。

ところで今回一年間の過去記事を移しサイト移行のようなことを行ったが、「沖縄オルタナティブメディア0」は閉鎖されない。「オルタナイベント情報」単独のブログとして生まれ変わり、新しいサイトにも組み込まれる。ブログからサイトへ、サイトからブログへとアクセスしていただくことを期待して。

さて、Webサイト「OAM(沖縄オルタナティブメディア)」の話をしよう。主に2つの話をする。まずは、ブログではできなかったことができていなければWebサイトをつくった意味がない。ブログでは弱かった過去記事への、そしてサイト内のアクセシビリティなどがいかに重要であるか、作業を通じて改めて痛感した。さらにはメインコンテンツであるUSTREAMの生中継用視聴ページを、今回サイト内に組み込むことができたことは大きな進歩である。USTREAMオリジナルページからOAMサイトへの誘導ができにくいという課題を、これである程度解消できることになるのだから。

二点目。今回のサイトはWebど素人の私がほぼ一人で制作したが、その制作はWeb制作ソフト「BiND 4」があってこそ可能であった。「BiND 4」はhtmlの知識がない人でも用意されたテンプレートをもとにクオリティの高いサイトをさくさくと作ることができてしまうスグレモノだ。これまでサイト制作を頑なに(というほど大げさではないが)拒んできた私としては、おかげさまでクリエイティブな作業に没頭できる快楽を味あわせていただいた。

「BiND 4」はたんなるホームページ作成ソフトではない。その中には製作会社代表平野友康による未来のデザインが理念として組み込まれている。それは平野が昨年から始めた「BiND 4」プロモーション(として始めたはずの)「Webコンポーザー学校」というUSTREAM番組に参加することで共有できる。平野の唱える「ソーシャルメディアの夜明け」を感じながら、私は日々のサイト制作作業にあたることができた。

最後に、この一年間で登録していただいたサポーター会員の皆様へ心からお礼を述べたい。ひとりひとりの志にどれほど勇気づけられたことか。そこにはお金以上の思いとしかいいようのないものをいただいた気がする。次なる一年の豊穣な糧としたい。

OAM(沖縄オルタナティブメディア)
http://okinawa-am.net



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Posted by 24wacky at 15:21│Comments(0)OAM
 
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