2010年01月30日
『海角7号 君想う、国境の南』
残念ながら脚本、演出が粗く、全体的に予定調和の感が否めない。木目細かな感情の機微が現されていない。まるで60分尺のテレビドラマのようだ。歴史認識については敢えて深く触れなかったのだろうが、「この程度でお茶を濁していいの?」と問いたくなる。
といっても、終映後席を立つ観客から「ああ~、面白かった」との声が洩れていた。初回で2F大ホールが6割の入りであったことをみれば、そこそこヒットするかもしれない。中江裕司の映画がヒットするように。
といっても、終映後席を立つ観客から「ああ~、面白かった」との声が洩れていた。初回で2F大ホールが6割の入りであったことをみれば、そこそこヒットするかもしれない。中江裕司の映画がヒットするように。
Posted by 24wacky at 18:14│Comments(0)
│いつか観た映画みたいに