「癒しの島」から「冷やしの島」へ

神保＆宮台が基本を押さえた上でインタビューしているので、とても「伝わる」内容になっている。メディア状況も含め、沖縄と本土の「差」を前提としているので、落ち着いて見ることができる。そもそも真喜志さんに話を聴くなら、この程度の準備はしてから来いよ、ということだ。

前半では普天間「移設」の真相をデータに基づき解明し、後半では深いそもそも論に展開。「差別」について話を向けられ、それまですらすら理路整然と解説していた真喜志さんが数秒ためらうように、言葉を選ぶように、感情をなだめるようにフリーズした場面がとても印象的だった。私を含め「日本人」はその数秒の沈黙から読みとらなければならない。なにを読みとるのか分からないあなたは、「民主主義」を生きていないといってよい。

それにしても前夜12時過ぎまでいっしょに飲んでいた酒はだいたい抜けていましたね。


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