2010年12月03日
『ペルシャ猫を誰も知らない』

桜坂劇場で『ペルシャ猫を誰も知らない』を観る。OAMの活動ですっからかんになってしまい「いったいオレは年を越せるのだろうか?」と差し迫った身の上。映画を観る金などないはずだが吸い込まれるように桜坂へ。映画自体も差し迫っていた。
バフマン・ゴバディの作品は常に「撮るぞ!」という簡潔な意志が伝わる。わが身の上を差し引いても、リアルタイムで映画を観る価値ということを感じさせてくれる。ケン・ローチ共々寒々とした作風がなんともいえない。まあ、一言でいえば大好きな監督である。
こんな音楽=政治映画がいつか沖縄から生まれないかなあ。
Posted by 24wacky at 01:25│Comments(2)
│いつか観た映画みたいに
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バフマン・ゴバディの最新作、『ペルシャ猫を誰も知らない』(2009年)。映画館に行けるか不安なので、DVDを入手した。円高ゆえその方が却って安い。ゴバディは本作を撮ったあと、イラ...
バフマン・ゴバディ(2) 『ペルシャ猫を誰も知らない』【Sightsong】at 2010年12月04日 14:46
この記事へのコメント
> こんな音楽=政治映画がいつか沖縄から
眼から鱗です。その視点には気が付きませんでした。
眼から鱗です。その視点には気が付きませんでした。
Posted by 齊藤 at 2010年12月03日 07:03
>齊藤さん
本土から遅れての上映ですが師走がよく似合う映画でした。帰りに夜道をトボトボと歩く師走が。
本土から遅れての上映ですが師走がよく似合う映画でした。帰りに夜道をトボトボと歩く師走が。
Posted by 24wacky at 2010年12月03日 17:16