2006年01月18日
星川淳さんが・・・
このニュースにはかなり驚いた。
我が心の師と仰ぐ(一方的にそう決めている)星川淳さんが、グリーン・ピー
ス・ジャパン事務局長に就任、屋久島を離れるという。
一番の驚きは「半農半著」生活の実践者としての、その中心である屋久島での
生活を中断する、ということ。
これは途轍もないシフト・チェンジであるに違いない。
「半農半X」「農的生活」。
今やすっかり定着したかに見え、ブームともいえるライフスタイル。ともすれ
ば安易な「スローライフ」、田舎でののんびり生活などと捉えられがちである。
否、私は見た、沈静の中で鋼のように力強いディープ・エコロジストの生活を。
ご夫婦の生活、それは漱石作「門」の隠棲した夫婦をも想起させる、諦念と常
態といっては語弊があるか。
2002年、その住まいを訪ねた折、温泉につかりながら語ってくれた。
構想中の小説執筆が、9・11以降の世界へ正面から挑んだ結果、滞っているとい
うこと。
これもさらに長いあいだ、中断されそうだ。
きくちゆみ、田中優、小林一朗・・・。9・11以降の新しい平和運動家たちはみな
エコロジストだった。自分たちが何よりも大切にしている静かな生活を脅かす
ものを眼の前にしたとき、彼らは躊躇なく立ち上がった。
当時から星川さんは新しい独立系メディアの必要性を訴えていた。TUPはその
可能性の一つであろう。でもそれよりもさらに革新的で効力のあるものをイメ
ージしていたのではないだろうか。
米軍機墜落のニュースが適正に報道されない世界。
平和運動をしている者の多くが沖縄について認識していないこの世界。
そこに介入する独立系メディアの可能性。探し求めたい。
我が心の師と仰ぐ(一方的にそう決めている)星川淳さんが、グリーン・ピー
ス・ジャパン事務局長に就任、屋久島を離れるという。
一番の驚きは「半農半著」生活の実践者としての、その中心である屋久島での
生活を中断する、ということ。
これは途轍もないシフト・チェンジであるに違いない。
「半農半X」「農的生活」。
今やすっかり定着したかに見え、ブームともいえるライフスタイル。ともすれ
ば安易な「スローライフ」、田舎でののんびり生活などと捉えられがちである。
否、私は見た、沈静の中で鋼のように力強いディープ・エコロジストの生活を。
ご夫婦の生活、それは漱石作「門」の隠棲した夫婦をも想起させる、諦念と常
態といっては語弊があるか。
2002年、その住まいを訪ねた折、温泉につかりながら語ってくれた。
構想中の小説執筆が、9・11以降の世界へ正面から挑んだ結果、滞っているとい
うこと。
これもさらに長いあいだ、中断されそうだ。
きくちゆみ、田中優、小林一朗・・・。9・11以降の新しい平和運動家たちはみな
エコロジストだった。自分たちが何よりも大切にしている静かな生活を脅かす
ものを眼の前にしたとき、彼らは躊躇なく立ち上がった。
当時から星川さんは新しい独立系メディアの必要性を訴えていた。TUPはその
可能性の一つであろう。でもそれよりもさらに革新的で効力のあるものをイメ
ージしていたのではないだろうか。
米軍機墜落のニュースが適正に報道されない世界。
平和運動をしている者の多くが沖縄について認識していないこの世界。
そこに介入する独立系メディアの可能性。探し求めたい。
Posted by 24wacky at 21:29│Comments(0)
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