2007年09月06日

訃報 佐藤真さん

ショック

言葉が出ない

49歳だよ

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訃報
2007年9月4日午後2時20分頃、佐藤真さんがご逝去されましたので、ご報告させていただきます。
直接死因は全身打撲、胸腹部多臓器破裂による多量出血。
佐藤真(さとう まこと)さんは1957年9月12日生まれでしたので、享年49。

昨年の11月31日、成増厚生病院にうつ病のため入院し2週間の治療を受け、また12月30日には強いそう状態であるとの診断から2週間の再入院をされていました。
その後順調に回復し、今年の4月からは仕事にも復帰されておりましたが、7月5日にうつ病による3度目の入院をされ、7月17日に退院されていました。
ここしばらくは自宅にて療養されておりましたが、8月31日抗うつ薬の多量摂取により昏睡状態となり、救急車で最寄の公立昭和病院に搬送され、集中治療室にて治療を受けていました。9月2日には意識も回復したことから救急病棟に移り、本人の意志も確認の上昨日9月4日午後1時30分に、奥様付き添いのもと公立昭和病院の車で成増厚生病院に移送されました。
転院先病院に到着後、正面玄関のドアを入る直前に本人が病院とは反対方向に走り出し、病院そばの団地に駆け上り、4階と5階の間の踊り場から飛び降りました。病院のそばだったこともあり、すぐに救命措置をとり、日大板橋病院に運ばれましたが、表記の原因にて死亡いたしました。

葬儀は、親族のみによる密葬で執り行われます。
今後、知人・関係者と相談の上、偲ぶ会などを催すことを話し合っておりますが、決まり次第また皆様にはご連絡させていただく所存です。
なお、佐藤さんのご自宅のご住所、電話番号などは、親族の方々の希望により非公開とさせていただいております。
この件に関する問い合わせ等につきましては、下記シグロにて承らせていただきます。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

2007年9月5日
株式会社シグロ 代表・山上徹二郎
〒164-0001東京都中野区中野5-24-16-210
TEL:03-5343-3101
FAX:03-5343-3102
HP:www.cine.co.jp
e-mail:siglo@cine.co.jp


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念のため

佐藤真監督を知らない方は Wikipedia をご参照下さい。

今は無き六本木『シネ・ヴィヴァン』での

『阿賀に生きる』革命的なロングラン上映を思い起こす。







タグ :佐藤真

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この記事へのコメント
いきなり、びっくりです。うつ病だったのですか。
佐藤監督の作品は『Self and Others』しか観ていませんが、方法を限定した語りが印象的でした。特に、牛腸茂雄の写真という対象が、簡単なものでないだけに・・・。
ドキュメンタリー映画についての評論集も、なかなかないものだと思っていました。
Posted by 齊藤 at 2007年09月06日 23:02
精神の病を持っていたとは知りませんでした。

『Self and Others』は観ていません。

動画配信のシグロシアターで佐藤作品を観ることができますね
(有料ですが)。
Posted by 24wacky at 2007年09月06日 23:35
うつ病は危ないからねぇ。自殺だけは避けたいが、どうにもならないケースも。
Posted by 攝津正 Tadashi SETTSU a.k.a. at 2007年09月07日 23:28
やっぱり反応した(笑)。
Posted by 24wacky at 2007年09月07日 23:43
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