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2005年10月31日

木津上人不当逮捕

参加しているMLから転載します。

______________________________________
BCCで重複送信 転送歓迎

沖縄の平良夏芽です。平和行脚中の日本山妙法寺の木津博充上人(69才)が沖
縄署に「公務執行妨害」で不当逮捕されました。沖縄署に抗議の声を!
電話 098-932-0110 沖縄市胡屋2-4-3 沖縄署
明日(30日)午前10時から沖縄署の前で緊急抗議集会を行います。集まって
下さい!!

詳細(情報が錯綜して不確かな部分もあります)

2005年沖縄平和行脚ご祈念をしていた日本山妙法寺の木津上人らは、嘉手納
第二ゲート(第一ゲートという話しもある)付近の歩道で座り込みを開始し、基
地に入る車にビラを配布していた。警察車両が集まってきて、ビラ配布を禁止、
また一行の車両が駐車違反であるので移動するように命じました。一行はビラ配
布を中止。木津上人が警察の責任者とおぼしき人物に、禁止と車移動の理由を問
いただしたが無視してパトカーに乗り込み立ち去ろうとしたので、パトカーの傍
らの歩道の縁石に腰掛け、パトカーの助手席の警察官と視線の高さを合わせて、
問いただし続けた。パトカーはそれでも移動しようとしたが、上人の足がタイヤ
とタイヤの間に入っていて邪魔で走行できないとのことで、公務執行妨害で逮
捕。

一行は、今日の宿泊地である糸満へ移動。芳澤弁護士と三宅弁護士が接見済み。

抗議の声と、明日の10時沖縄署前に集合!!

______________________________________
BCCにて重複送信 
転送大歓迎

 土曜日に逮捕された日本山妙法寺の木津博充上人は、月曜日午後6時半現在釈
放されていません。逮捕されたのが土曜日の午前11時20分頃ですから、明日
の午前11時20分で72時間になります。検察からの拘留申請は現時点で出さ
れていませんが、明日の11時ギリギリまで判断を引き延ばす意向をちらつかせ
ています。
 木津上人は、完全黙秘をしながら食事と水を拒否し続けて居られます。弁護士
が水と塩分だけは取るように勧めましたが、断られました。現時点で健康に問題
はありません。警察署前の道路からの抗議の声が木津上人に聞こえているようで
す。喜んでおられるとのことです。

 沖縄に在住の方は、明日(11月1日)の午前9時に、沖縄署前に集まって下
さい。
 集合できない方は、午前10時頃までに、検察に「即時釈放」という声を届け
てください。
 要請先:那覇地方検察局沖縄支部 スミカワ検事 電話098-939-1112

  

Posted by 24wacky at 23:12Comments(5)言論の自由

2005年10月26日

高遠菜穂子さん講演会

イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんの平和講演会「命に国境
はない」とミニコンサートがあるようです。
是非行きたいナ。


日時:10月27日午後6時

場所:南風原町立公民館

入場無料

問合せ先:南風原町職員労働組合 098-888-0731

コンサートには耳切坊主が出演する。  

Posted by 24wacky at 00:58Comments(0)イロイロ

2005年10月24日

重松壮一郎糸満ライブレポート

糸満市中央公民館でのライブレポート。

海人(うみんちゅ)の街・糸満、その歴史ある公民館でのライブ。
sosoにとってはツアーの千秋楽を迎える大一番。

いつものように演奏を始めるsoso。







ツアー最終日からか、余剰の力がこちらにも伝わる。







演奏終了後、エクアドルツアーのお話。
お客様にはエクアドルコーヒーの試飲をしていただいている。







来場者の多くは口コミ。
改めて協力してくれた仲間たち、ありがとう!

1日目の那覇ライブに来ていただき、大変感動され、
2日目の糸満にも来ていただいたご婦人。
あの喜びの表現、表情は忘れることができない。
sosoも「とても勇気付けられた」と大喜び。

sosoのライブは独特の緊張感、高揚感がある。
それが来場者に伝わっているのがよく分かる。


音の調べに耳を傾けながら窓外の漁港に視線を向ける。
青くない海に自衛隊の飛行機が通り過ぎていく。
ここでは日常の風景と、sosoの音楽が重なり、時空の意識が攪乱さ
れる。
そのメランコリックな気分も客席に目を移すとまた新鮮な「白」に
変わる。



終了後の懇親会では少人数だったのがかえって親密な会になった。
sosoの気にひきつけられて集まってくれた面々。

mixi繋がりで名古屋からの沖縄旅行で来てくれたOさん。
にこやかな表情が印象的。

Kさんの妹さん。これからもよろしく。

受付を任せたMちゃん。
今度「とま」でお礼するからね。

Mちゃんが呼んでくれて来てくれたSちゃん。
マイミクよろしくね。

soso
サポート体制として、至らない面が多かったこと、ごめんなさい。
でも、
会えてよかった
いっしょにやれてよかった
ひとつとして同じもののない時と場所をどうもありがとう!
  

2005年10月19日

祝『ゆうれい』グランプリ受賞!






以前紹介した新垣映画組合の『ゆうれい』が東京ファンタスティッ
ク映画祭
のデジタルショートアワード600秒【驚き】部門で見事グラ
ンプリを受賞しました!

自主製作映画を撮り続けることの難儀さを想像すると、我が事のよ
うに嬉しいことこの上なし。
スタッフ、キャストの皆さん、おめでとうございます!

今後のことを考えると、資金調達方法のアイデアなどを案出し、よ
りクオリティの高い、そして監督には演出に専念できるようなシス
テムを作り出すことが求められるのでは。
カップヌードル一年分じゃーなくってヨ。
  

2005年10月18日

映画「私をみつめて」

『私を見つめて』





鬼才・原一男プロデュース、ネットコミュニケーションにおける他
者との対話というテーマに注目しています。

東京で観た方がいらっしゃたら感想などレポートしていただけると
有難いです。  

2005年10月16日

映画『ホテル・ルワンダ』





ルワンダの民族紛争を描いたこの映画の情報を知ったのは、まだシ
ネマエクサ支配人だった頃、海外サイトで情報収集をしていた時だ
った。その時は「よさそうだな、配給はすぐ決まるだろうな」と決
めてかかっていたが、このような上映運動が起こり、その後配給が
決まったとは知らなかった。ネットコミュニティmixiの活用方法と
して賞賛に値する。

メディアでも扱われてきているようだし、東京で盛り上がれば沖縄
の興行主さんも上映してくれるだろうな~、と高をくくっていると
やらなかったりするんだよね、これが。

桜坂劇場さん、よろしく頼みますよ~。  

2005年10月15日

カフェ営業の日々

昨日は「野口整体講座」でカフェ営業。
参加者多人数ということで急遽会場が米須公民館に変更。

野口体操には以前から興味があったので、諸々雑用をしながら参加
させていただく。

参加者Pさんの娘さんと遊ぶ。乳首責め、圧殺プレー、放置プレー
と、幼児にしては恐るべきテクニシャン振りにされるがままの悦楽
地獄。Pさんにこんな血が流れているとは。


おじちゃんと幼児に呼ばれる哀しさよ


講座終了。昼食。近くのそば屋で久々のポークたまご定食。

カメストアに移動。

Pavさん自宅庭の草刈りを地域通貨「とま」払いで引き受ける。
「一人でやるより全然はかどる」とPavさんご満悦。

その後、新しい仕事のためのデジカメ講習をPavさんから受ける。
こちらもとま払い。Pavさんの熱心な指導に心が熱くなる。

せっかくとま利用ができるのに自分の通帳を持参し忘れる。「通帳
型の場合はこういうことがあるんですよね」など言ってごまかす。

Pavさんと地域通貨について語り合う。以前から関心の高いPavさん
だが、実際にとまを使ったことで俄然やる気を出した様子。頼もし
い存在。

帰路途中で晩飯。
奥武山公園沿いの札幌ラーメン屋でチキンカツ定食、餃子。旨くて
安い。店員の対応もいい。  

Posted by 24wacky at 10:14Comments(5)イロイロ

2005年10月13日

心のノートとは?

摂津さんがせっかく情報提供してくれたけど、
コメント書き込み欄はリンクしないんですよね。
改めて紹介します。
摂津さん、ありがとうございます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

田口さんがRAMカタログのために調べたものですが、以下に引用します。

<<「心のノート」とは?>>

●「心のノート」に関する基礎情報
http://www.cebc.jp/s-eduad/kokoro/

●「心のノート」pdf資料掲載サイト
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/

●「心のノート」全文
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote01.pdf
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote02.pdf
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote03.pdf
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote04.pdf
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote05.pdf
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote06.pdf
http://www.cebc.jp/data/education/gov/jp/konote/cyu/cnote07.pdf

●教育問題の総合サイト
http://cebc.jp/

-------------------------------------------

<<「心のノート」をチェックする視点>>

●「心のノート」を戦前の修身教科書と比較検討する視点(文化庁長官 河合隼雄についての分析)
http://homepage3.nifty.com/gakuronet-takatsuki/soto_030922.html

●家本芳郎の教育時評2002年11月号
http://www.koubunken.co.jp/iemoto/2002_11.html

●国定教科書の復活?(西嶋弘子)
http://www12.ocn.ne.jp/~center10/kokoronono-to.htm

●「心のノート」の教育法・教育行政上の問題点
http://osaka.cool.ne.jp/kohoken/lib/khk210a1.htm

●「心のノート」を考える(岩波書店)
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0092950/top.html

●「家族だからこそ…」という表現のワナ
http://www.tcn.zaq.ne.jp/tjkn/note.html

●「心のノート」にNOと言おう
http://hantaide.gozaru.jp/

●「教育問題」について(2004年2月17日講演の内容)
http://saya.lomo.jp/kokorononote.html


=============================================

<<「心のノート」を推奨する意見>>

●文部科学省の「心のノート」に関する説明
http://www.mext.go.jp/b_menu/soshiki2/16.htm

●大学教授・前文部科学省教科調査官 押谷由夫
http://www.akatsuki.co.jp/pickup/kokoro_note/index_kokoro_note.html

●文部科学省初等中等教育局長 矢野重典氏による「心のノート」についての説明
http://www.linkclub.or.jp/~teppei-y/tawara%20HP/2002.6.22/monbushou.html

●板橋区立エコポリスセンター
http://www.ecopolis.city.itabashi.tokyo.jp/edu/shido/newpage1.htm

  

Posted by 24wacky at 09:51Comments(3)言論の自由

2005年10月12日

新都心サイクリング

新都心メインプレイスのスタバでHさんと新しい仕事の打ち合わせ。
「フェアトレード」コーヒーパックを買っているお客さんがいた。
Hさんのパンツ姿は初めて見た気がする。


終了後書店へ。

立ち読みリスト。

平積みのジョージ秋山の反中国マンガ。

平積みの『新しい歴史教科書』。

明治大学の出している?沖縄特集号。
我部政明×下地幹郎×?の対談が興味深い。
「沖縄の声」はアメリカにも届くはず、とする下地氏、
アメリカは自分たちの都合のいいときは沖縄の声を聞くが、
都合が悪いときは聞かない、とする我部氏。


自転車で帰路、下地幹郎事務所を通り過ぎる。

  

Posted by 24wacky at 21:14Comments(0)イロイロ

2005年10月12日

情報ネットワークの必要

昨日は某情報誌にお邪魔してきた。シネマエクサ時代お世話になっ
たUさんとは久々。お元気そうでなにより。カメストア取材の件で
ライターTさんも交えての打ち合わせ(ゆんたく)。

お二人ともエコ系が関心領域ということで自然に話しがそっち方向
へ。沖縄にはお店や活動をしている人たちがいないことはない、い
るはずなのに、その情報が伝わらない。皆、個別の活動なので繋が
らない、それを集約するモノが必要だ!ということで意見が一致す
る。

沖縄は地縁血縁が強く、そのなかでは深く濃い繋がりがある。それ
自体は良いこと。その反面、その外部との繋がり、関心というもの
が薄いように感じる。

エコロジーに限らず地道な活動をしている人たちは実際いる。北に
有機農業をやっている人がいると聞けば出かけ、南にグリーンツー
リズムの活動があると聞けば出かけ。即現場に行く。なんの変哲も
ない私の行動様式も、ここではやや異質なのだと気づかされる。

売らんかなの商業広告=資本制。
狭い範囲の口コミネットワーク。

あまりにも情報過多の東京を離れてきた自分としては、この2つの
いずれでもないオルタナティブを志向したい。
(って、ちょっと田中優at論文に影響され)

  

Posted by 24wacky at 14:17Comments(2)イロイロ

2005年10月12日

カメストア通信 11月号

カメストア通信 2005年11月号
 


  ###################
  #                                  #
  #・ごあいさつ                             #
  #・観光インフォメーションショップ            #
  #・講座&イベント案内                  #
  #・地域通貨「とま」フリマ実験             #
  #                                  #
  #                                  #
  ###################



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


●ごあいさつ
まだまだ暑さの残る此の頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?カ
メストアは相変わらずスローな歩みを進めています。10月に行われ
た「丸山祐一郎ライブ」は好評のうちに終わりました。ご来場のお
客様に改めて御礼申し上げます。それにしても丸山さんのあのまっ
すぐなまなざし!眼が人格と人生を現している、とでも言おうか、
とにかくまっすぐ。弁当を食べているときも眼だけはまっすくのま
までした。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


●観光インフォメーションショップ


店内のプチ・リニューアルをしました。ウッディな商品棚が落ち着
いた雰囲気を醸し出す。だいぶショップらしくなってきたぞ、と自
画自賛している今日この頃…。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


●地域通貨講座


地域通貨に興味津々の糸満市のネットワークのかたを対象に、もち
ろんそれ以外の方も大歓迎!地域通貨「ヘヴィーユーザー」の西脇
が講師を務めます。

11/13(日)2~5時PM 第4回 「地域通貨の実践に向けて」
(10月15日予定でしたが都合により日時変更しました)


 講座の締め括りとして地域通貨の具体的なモデルを提案、話し合
 いをします。


 参加費:1000円または800円+200とま(ケーキセット付き)


 


●ブログ開設講座


今やネットの主流であるブログ。「やってみたいけど立ち上げ方が
よくわからない」「他人よりカッコイイブログを!」というかた、
いかがですか?波乗り編集人カメハハことハラダユフコが講師を担
当します。


講師プロフィールは下記ブログよりどうぞ!
ブログ*生活起業家ねっと*
http://plaza.rakuten.co.jp/lifepreneur/


11/26(土)2~5時PM


 参加費:1000円(ケーキセット含む)


 


●11/27(日)2~5時PM 地域通貨フリマ
  
 前回の地域通貨フリマ実験の好評を受け、今後月一回ペースで開
 催する予定でいます。(まだ実験段階ですが)
 地域通貨を使わない方の参加も歓迎します!
  詳細は後日決定。


 参加費:1000円または800円+200とま(ケーキセット付き)



*講座、イベントへのお問い合わせ、ご予約は
ブログ左下「オーナーへメール」からどうぞ!


 



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


●地域通貨「とま」フリマ実験


地域通貨講座を実施してきましたが、参加者のノリが良く、第3回で
は早くもフリマを通して実験的な運営を始めました。正直言うと、
ちょっと早過ぎないかな?という気がしなくもなかったのですが、
フリマ自体も少人数ながらかなり盛り上がり、「これからも継続し
たい」と声が自然と上がりました。
その模様は私のブログで知ることができます。


次回は地域通貨を使わない通常のフリマでもOKという体制で考え
ていますので、「地域通貨など知らん!」という方も気軽に遊びに
来てください。思いがけない新たな出会いがあるかも。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


エコ&サーフカフェ*カメストア


糸満市大度309-42(民宿ヤポネシア内)


http://www.kamestore.com/


 

  続きを読む

Posted by 24wacky at 00:18Comments(0)カメストア

2005年10月11日

心のノート?

心のノート ガラガラポン

教育基本法改悪、「愛国心」が評価される通知表、子供の心の中に
「愛国心」を植えつける「心理学」。

知らなかった。

ユング、ノイマン、河合隼雄、林道義…。このへんは80年代に読んだ
ものだ。とりわけ林道義にはハマッた時期があった。

このサイトに出てくる批判について、詳しいかたいませんか?


小中学校の子を持つママさんたちへ

「心のノート」を良く見てもらえますか。
それが授業でどのように利用されているか、
お子さんに聞いてもらえますか。  

Posted by 24wacky at 09:03Comments(4)言論の自由

2005年10月10日

沖縄「戦後」ゼロ年

『沖縄「戦後」ゼロ年』 目取真俊著 NHK出版生活人選書 2005年
の読後メモ。


沖縄「戦後」ゼロ年
目取真 俊著
日本放送出版協会 (2005.7)
通常24時間以内に発送します。



「書評」を書くつもりでいたが諦めた。この激烈なる書はヤマトン
チューである私に容易にはそうさせない「恨」に満ちているから。
以下この駄文は一人でも多くの「日本人」に読ませたい、という暴
力的な思いからのみ書き綴られる。
来沖する以前の東京時代、私は環境運動などを主に社会運動の活動
に熱中していた。ヒトとモノが溢れかえるその場所で、さらに時代
はインターネットによる情報のやり取りを必須化させる。その中に
は国家に管理・操作されていない真に必要な情報があり、パソコン
に向かいながら正気を保ちつつ、物事をグローバルに考える修練を
積む、という利点があったのは事実だろう。
だが、そこでも「沖縄」は抜け落ちていた。
私は直観した、グローバルな問題、アメリカ~中国~日本~沖縄~
etc の坩堝、それが沖縄である。そしてまた、東京生活という「繁
栄」の裏面の沖縄問題、それに向かわずして何の解決があろうかと。


 ~「戦後六十年」があたかも憲法九条があったが故に戦争を免れ、
 日本が平和を保てた六十年であった、とまとめられてしまうこと
 の問題があります。憲法九条をターゲットとして改憲の動きが強
 まっていることに対して、憲法九条の意義や大切さを強調するた
 めに、この六十年を「平和」な時代であった、と護憲派が強調し
 たりする。
 ~「戦後」日本の経済成長によって生活が向上し、それが多くの
 日本人に「平和」を実感させたと思いますが、その足下に踏みつ
 けられていたのは何だったのか。そのことを忘れて、あるいは意
 識的に無視して「平和」な時代としての「戦後六十年」を語るこ
 とは欺瞞に満ちています。「平和憲法」と「日米安保条約」を共
 存させ、在日米軍の存在によって「国防」予算を抑え、経済成長
 を優先させる。そのような戦後日本のあり方は、沖縄に在日米軍
 基地(専用施設)の七五パーセントを集中させること、つまり日
 米安保体制の負担と矛盾を沖縄に押しつけることによって可能と
 なったのです。(13~14ページ)



この沖縄の常識が相変わらず日本の常識とならないのは、「日本人」
の無関心による。「日本人」が無関心なのは、国家による教育も含
めた情報管理が第一要因だろう。真の情報を隠すことと別の情報を
意図的に流すこと。これによって平和運動などに携わる「意識のあ
る」人たちでさえ沖縄を足下に踏みつけていることに気づかない。
知らないからといって済まされないこともあるのだ。
「青い海青い空」の観光消費イメージ、「ちゅらさん」「ナビーの
恋」に代表される暖かくおおらか(テーゲー?)という紋切り型の
人物造形によって捏造される「癒しの島」。この垂れ流しによって
さらに真に「そこにあること」は隠蔽される。
ヤマトンチューが沖縄を消費していることに対して沖縄から批判の
声が上がっている。勝手なイメージを作り上げブームに乗って移住
してきて好きなところだけつまみ食い、基地問題など暗い現実には
見向きもしない身勝手さにいい加減にしろ、といっている。


  自分達が、沖縄大好き、沖縄ファンで、沖縄びいきで、積極的
 に沖縄に親しもうとしていることを肯定的にだけ見るのではなく
 して、それが一種の暴力性を持っているのだということを反省し
 ていかなければ、軋轢は解消しないですよ。基本的に、お互い立
 っているスタンスが違うんだ、ということをですね。その違いは
 簡単に融和したり、乗り越えたりできないはずなんです。
 (171ページ)



私がここ沖縄で日常生活に使う「標準語」は明らかに暴力装置とし
て働いている。communication が discommunication を絶えず誘発
しているという事実。そしてまた、仮に私が「ウチナーグチ講座」
にでも通って、「ウチナーグチ」を完璧にマスターしたとして、そ
れだけで私は認められるなどと期待してはいけない。「簡単に融和
したり、乗り越えたりできない」のだから。その二律背反の中で、
尚ここに立つことの理論と実践。それがこの書に対する答えとして
「あえて」これから続けていくよすがである。
  

2005年10月08日

フリマ品目リスト

先日の地域通貨講座のフリマ実験が好評だったことから、月一ペー
スでしばらく続けてみよう、ということになりました。

それに備えてこのブログ上で品目リストをアップしておくことにし
ます。
既にアップしてある分もここに再度貼り付けます。
まだ書き込んでいないかた、あるいはこれを見て、「地域通貨って
よくわからないけど、なんだかおもしろそう。フリマに参加してみ
ようかな…」とふと思ってしまったあなた!どうぞ書き込んでみて
ください。
次回フリマの日程はもうすぐ告知しますので。

リストとして見易くしたかったのですが、このブログではそうもい
かないのでご容赦を。自由に書いてくだされ。




24wacky3です。


○提供できるもの


フリマ参加費 600円+400地域通貨

オーガニックコーヒー豆量り売り
100gから 地域通貨50% 容器持参下さい 個数限定

ブックレット「私にできること 地球の冷やしかた」
(ハチドリのはなしが入っている) 300地域通貨

いたいけな主婦の悩み相談

「ちいさい秋」を唄う


○欲しいもの


デジタルカメラ

プリンター

ビデオデッキ

DVDプレイヤー

夏目雅子の「クッキーフェイス」CMポスター

オキナワのともだち






ユミコです。
 
☆提供できるもの

手作りリユース封筒、便箋、メモ帳

洋服(私にはちょっとちいさいものです)

コーヒーかすのてづくり脱臭剤

消しゴムハンコ

手作りお菓子

ピアノ生演奏(人間ジュークボックスになります♪ただし私が知っている曲に限定されますが・・)

歌いたい方の伴奏

マッサージ各部位
(肩、首、頭、腕、手、足裏)

☆欲しいもの

色々ブレンドされた健康茶、もしくはほうじ茶

野菜

エッセンシャルオイル、キャリアオイル(使いかけでも)

料理や手芸の本

児童文学の本
(例えばムーミンとか・・)

棚系の家具、テーブル(カラーボックスでも、小さな食器棚でも・・)

ミシン

MDプレイヤー(携帯型)

敷布(シーツです)

ケーキの型・クッキー抜き型

フードプロセッサー

大きな鏡(姿見)

なんだか欲しい物ばかりたくさんでてきた~ほとんど物無しで移住してきたので提供できるものがあまりない・・?^^;
追加があったらまた書き込みいたします~






カメハハです!

*提供できるもの

いくつかの洋服

本いろいろ

中古のボディボード

「本を書いてみたい」という人
へのアドバイス

ブログ立ち上げのお手伝い


*欲しいもの

データの打ち込み作業の
お手伝い

美味しいけれど、あまり
腎臓の負担にならないノンシュガーの
ケーキ

時間


....って、めちゃくちゃ現実的で
夢がないなぁ(涙)






ナカオサチコ


*してほしいこと*
①ブログの開設方法を教えてほしい
②洋服のリメイクをしてほしい
③有機野菜がほしい
④留守中の布団干し
⑤イベントの開催方法のレクチャーとお手伝い


*してあげられること*
①ノンプロ三味線ながし
②ファシリテーションによる会議運営
③運転手
④あなたのいいところ発見インタビュー
⑤アルコール依存症についてのレクチャー


「とま」で叶うとイイナ・・・☆
  

Posted by 24wacky at 16:56Comments(6)カフェ講座

2005年10月07日

県内民放上映会

前回に引き続き第7回沖縄県産本フェア同時企画
今日は県内民放各社戦後60年特別番組の上映会に行ってきた。
簡単なメモ。

このような良質のテレビドキュメンタリーを県外で放送するのは、
各放送関係者(県外の)の責務である。


「むかしむかしこの島で~眠りから覚めた沖縄戦フィルム」
沖縄テレビ(OTV)

アメリカの公文書館から探し出した沖縄戦フィルムの上映活動をし
ている映画作家と同行取材するTVディレクターの熱意が伝わる。
そして何よりもフィルムを観ながら過去の自分と再会する今は年老
いた戦争体験者の、その瞬間をカメラは逃さない。その情動を何と
形容すればよいだろう?私には分からないしその権利もない。
同時に、米軍の記録フィルムには写されていない裏側が存在する、
その視点に注意する必要がある、という目取真俊の指摘も忘れては
ならないだろう。



「ざわわ…歌いつぐ平和」
琉球放送(RBC)

逝去した「さとうきび畑」の作詞作曲者:寺島尚彦に焦点を当てる。
これを観るまで寺島氏の存在を知らなかったが、このような活動・
強い思いを抱いていた本土の人間に対し、沖縄の人がどのような感
想を持つのか興味がある。寺島氏も「ざわわ…」が沖縄の人に受け
入れられるかどうかを相当気にしていたらしい。



「記憶の扉・対馬丸の悲劇・60年目の真実」
琉球朝日放送(QAB)

対馬丸に疎開少年として乗船、生き残った元教師が、撃墜した相手
の潜水艦元乗組員に「子供を乗せていたことを知っていて狙ったの
か?」を問い質しにアメリカに渡る。自ら「記憶の扉」を開くその
実践は当事者を、そしてそれを継承していく我々をも深く揺り動か
さずにはいられない。

  

2005年10月06日

イベント準備

今月末に予定しているライブイベントの準備作業に追われる一日。

会場のひとつである糸満公民館へ下見へ。
立会いをしていただくぴーすぶるーさんと現地待ち合わせ。二人の
お子さんを同伴のぴーすぶるーさん。
各設備、備品など確認。
キャパ100人以上可能の広さに集客を再考の余地あり。

その後「噂の」糸満公設市場を見学。ひとりでは怖いのでこちらも
ぴーすぶるーさんに同伴していただく。
観光地化された那覇の公設市場とは違い、かーなりディープ。漁師
の町の匂いがぷんぷんと漂う。かまぼこ旨い。場所的にかなり気に
入った。
ぴーすぶるーさんに感謝!!


那覇へ移動。
チラシを置かせていただくためカフェめぐり。

まずはLOHASへ。
店主のAさんに久しぶりに会えた。
お互いの近況、ホワイトバンド、先の衆議院選挙、今後の方針など
で話が盛り上がる。
いろいろな試行錯誤があるようだががんばってほしい。とにかく元
気そうで何より。もろみ酢シークヮーサースムージーは酢が苦手な
自分にも美味しく戴けた。


にうちなーCAFEゆるゆる。
店主のMさん、お忙しそうなのでチラシを置いて手短に終わらせる。
相変わらずヘラヘラしているのがこの人のいいところ。
「日曜の昼間手伝ってくれる人募集」の貼り紙有り。誰かいません
か?


次にタセット。
店主のHさんご夫妻はいつも暖かい笑顔で迎えてくださる。自作の
水カリンバを手に上機嫌。店内に流れているゆるやかな気がいつ来
ても心地よい。都会のオアシス(死語?)。


次に前島アートセンター
事務局長Kさんが辞めたと言われ驚き。しばらくご無沙汰している
うちに世界は変化している。こちらもバタバタしているのだから他
人もまたそうなのだ、ということに気づく。
そこへ珈琲屋台、ひばり屋のSさん現れる。久々だったので近況を
伝える。
明日から2日間前島アートセンターで「珈琲夜会」なる催しをやる
という。興味深い企画。お暇な方、ぶらっといかがでしょうか。


最後に某家電量販店へ。
数ヶ月以来の我が家の懸案、プリンタを買うか買うまいか問題。加
えて、次週から予定の仕事で必要となるFAXもどうしようか問題。
この解決となる情報、「複合プリンタにさらに電話&FAX付き」
という機種があるという(今頃知ったのっておれだけ?)。だが、
その後の調べでやはりこの便利モノにも欠点があることが判明。
「やっぱり電話&FAXと複合プリンタは別々のほうがいい」とい
う声に合点する。いや、待てよ。「電話&FAX」も複合だし、
「複合プリンタ」にいたっては、プリンタ&コピー&スキャナ&デ
ジカメ直印刷の強引技だぜ。だったらそれらも別々にしたほうがい
いのではないか??
結局この問題は明日以降に持ち越し。  

Posted by 24wacky at 21:44Comments(2)イロイロ

2005年10月05日

「新垣映画組合」作品上映会

第7回沖縄県産本フェア同時企画
県産映画「新垣映画組合」作品上映会を観てきた。
明日もやっている。無料ということもあるので時間のある方は足を
運んでみてはいかがでしょうか。





「新垣映画組合」といっても労働者組合とかそういった事業形態の
ことではなく、単なるネーミング。
県内で80年代から活動を続けるインディーズ映画制作集団。

シネマエクサ支配人時代にも機会があれば上映を、と思ったりして
いたが、今回初めて観る機会に恵まれリウボウホールに馳せ参じた。
まずはその継続力を尊敬する。
そして直後の感想としては、予想以上に全般的に「イイ出来」をし
ている。

以下、作品ごとに短いコメントを残す。

「ゆうれい」(13分)

旧盆でシマに戻った幼馴染の少年ふたりの再会。戯れから小船で海
に出るが、古い言い伝え通り海の霊が現れる。

子役の演技力と効果的なカットバック。夜の海の怖さがもっと出せ
たらいいのでは。これはモロ予算の問題にもなってくるのだが。



「だるまさんがころんだ」(10分)

夏休みを楽しむ子供たち。立ち入り禁止されている裏山に冒険に行
くが…。

少年少女、旧盆、夏休み、戦争の記憶、という基本タームをギュッ
と濃縮している。古い民家~真昼の歓楽街~裏山(自然)というツ
ナギが微熱を誘う。遊戯「だるまさんがころんだ」を生かしたモン
タージュが効果的。とにかく子役がみんなイイ。これは驚き!



「13回目のイブ」(16分)

クリスマスイブを楽しめない女主人公。それには過去が…。

個人的には一番グッときた。前半がやや荒いが(小道具・ケイタイ
の使い方など「小道具」になっていない。これを生かすか殺すかで
構成が成立するか否かが決まるのだから)後半のたたみかける展開
はお見事。これも子役がイイ。



「愛と青春の低気圧 A.S.T」(14分)

友人の部屋で失恋話をする女。テレビではアクション映画が。

基本的にアクション演出とカット繋ぎが好き(そう)な監督のやり
たい放題。ただひたすら映画の快楽のみを追求するという暴挙!?
マシンガン射撃は2度必要はなかったか。短編映画ならではの企画。
  

2005年10月03日

フリマスナップ

参加者のひとり、ぴーすぶるーさん撮影の画像が届きました。
ぴーすぶるーさん、ありがとうございました。
無農薬野菜も美味しかった~!


フリマスタート!




マッサージしてます。
気持ちよさそう。




ゆみこさんのピアノ演奏に聞き入る。

  

Posted by 24wacky at 14:04Comments(0)カフェ講座

2005年10月01日

地域通貨フリマの感想

いやあ、今日の地域通貨フリマは盛り上がった盛り上がった。
参加者のみなさん、ありがとうございました!

実験だし、参加者7人だし、ほとんど準備らしいことしてないし、
これほど盛り上がるとは思ってもみなかったので充実感いっぱいです。

短時間のうちにモノ、サービス、音楽演奏、円+地域通貨の取引と、
主だった交換が全てできたこと。

自分のモノ、サービスが他人から評価されることの快感。

お金で取引しているのに、何だか自由なかんじ。

他の参加者のみなさんはどんな感想を持ちましたか?
良かったらコメント欄に書き込んでください。


個人的には

14回もの取引数

欲しい本が手に入った(何とこのブログで紹介した『ウソとホント
のゴーマニズム』、同著者の読みたいと思っていたもう一冊があっ
たのには驚き)

ツボ漬けを晩ご飯のカレーと合わせて食べたら美味しくて、ポリポ
リポリと愉しい食卓になったこと

などが収穫です。


尚、地域通貨の名前は須磨さん考案の「とま」になりました。
須磨さんが次回参加したときに「とま」で謝礼しましょう。  

Posted by 24wacky at 22:35Comments(3)