2009年12月20日

ジュンク堂チェック2009/12/20

ジュンク堂チェック2009/12/20

単行本(文庫・新書以外)の週間ランキング。実に7冊が‘沖縄本’。3位に『砂上の同盟』8位に『国策のまちおこし』と、沖縄タイムス記者が奮闘中。これが池袋店やら梅田店やらのランキングだったら、メジャーメディアの世論誘導に対抗できるだろうに・・・

ジュンク堂チェック2009/12/20

『国家とアイデンティティを問う』岩波ブックレットNo.772 C・ダグラス・ラミス 姜尚中 萱野稔人

さっそく購入、読了した。それぞれが「現在」を言い当てていて、そこそこ興味深いのだが・・・そもそも「国家」と「アイデンティティ」が並列されて問われることの自明性と、それを論じるならば、C・ダグラス・ラミス、姜尚中という「外国人政治学者」(帯の出版社コピーからの引用)が相応しいに違いないという自明性こそ問われなければならないのではないか。というのが読了後の感想。

積極的にいえば、コーディネイター萱野氏の問題提起を微妙にすかす両「外国人政治学者」の政治力のしたたかさに笑ってしまえばよいか。



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この記事へのコメント
私も今し方ジュンク堂に行ってきました(^-^)/

ココは観光客も利用しているようですし、リウボウのリブロとあわせて多少は沖縄言論の発信基地になってきているかもしれませんね。
地下にはJAもオープンするとのコト、ますます楽しみです(*^-^)b
Posted by じゅげむ at 2009年12月20日 21:12
『砂上の同盟』は読んでみたいところです。これもタイムスの連載でしょうか。
それにしても、普天間に関するテレビの特集が散見されますが、ひどいものです。思考能力や想像力の欠如と断定したくなるような(あえて言うまでもないでしょうけれども)。
Posted by 齊藤 at 2009年12月20日 21:13
>じゅげむさん

道端の看板で見かけたAコープのことでしょうね、ジュンク堂の地下にですか。ダイエーの代わりということで。Aコープのタダ飲みコーヒーカウンターは設置されるのだろうか?そこで本を読みながら時間をつぶすなんてこともできたりして。
Posted by 24wacky at 2009年12月20日 21:32
>齊藤さん

『砂上の同盟』は書き下ろしです。屋良記者が一年間ハワイのフェローシップで滞在し、書き上げたものです。アマゾンでもbk1でも取り扱いがないのがとても残念です。しかし、恐らく民主党政権の誰かは読んでいるのではないでしょうか。私はこの本をダイナマイトだと思っています。

ついでにいうと、明日21日(月)午前8時からのテレビ朝日「スーパーモーニング」で普天間関連の報道がされるようです、この週末に取材に来ていたようなので。少しはマシであることをちょっとだけ期待しつつ・・・
Posted by 24wacky at 2009年12月20日 21:45
 
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