2008年06月18日
沖大50周年記念シンポ
『観光コースでない沖縄』(高文研)は、私が初めて沖縄へ一人旅をした時の強力なガイドブックだった。これをたよりに、伊江島の阿波根昌鴻さんの家、読谷村の象の檻、チビチリガマなどを訪ねた。「集団自決」の生々しい写真掲載からは、日本軍の加害性という問題を現実認識させられた。この6月には第4版が出され、その内容も、タイムス謝花、新報松元両記者など執筆陣も新しく加えられているという。
その『観光コースでない沖縄』が、80年前半代から開催された沖縄大学でのセミナーが元になっているという事実を今回初めて知った。
そして今回沖縄大学50周年記念シンポジウムということで、会がもたれる。沖縄地元紙記者の生の声を聴くことができるまたとない機会である。
土曜教養講座第434回(沖縄大学創立50周年記念シンポジウム)
『いま、沖縄に何が問われているか-沖縄セミナーから20年-』
日時:2008年6月21日(土)午後2時-5時
場所:沖縄大学3号館101教室
予約不要・無料
共催:高文研
(パネリスト)
謝花直美(沖縄タイムス編集委員) 「いま、沖縄戦をいかに語るか」
松元 剛(琉球新報編集局) 「米軍再編と沖縄基地」
前泊博盛(琉球新報論説副委員長) 「基地と振興策-何が蝕まれているか-」
(コーディネイター)
新崎盛暉(学校法人嘉数学園理事長・沖縄大学名誉教授)
※シンポジウム終了後、懇談会があります。(午後6時~/1号館402教室/会費制)
Posted by 24wacky at 13:58│Comments(0)
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