2017年02月20日
『WILD LIFE』青山真治
『Hepless』(1996年)でのデビューから代表作『EUREKA』(2000年)に至る間に、青山真治がいかに映画製作と格闘していたかが分かる愛すべき作品。北野武とシンクロしつつ離れていくプロセス。WILD LIFEとはその傷跡の謂である。
それにしても國村隼のヤクザ率と光石研のチンピラ率の高さは、この映画に端を発しているのか。
『WILD LIFE』
監督・脚本:青山真治
出演:豊原功補/ミッキー・カーチス/夏生ゆうな/國村隼/光石研/矢島健一
1997年作品
Gyao配信期間
2017年2月6日~2017年3月5日
2008/01/05
桜坂劇場で『サッド ヴァケイション』を観る。『Helpless』『EUREKAユリイカ』に続く北九州サーガ完結編。中上健次に執りつかれた作家はその名を主人公に定めることを潔しとした。そこでは、母親役の石田えりに限らず宮崎あおいも板谷由夏も山口美也子も、そして当然作家の共犯者であるとよた真帆も「母性」か…
Posted by 24wacky at 19:21│Comments(0)
│いつか観た映画みたいに