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2009年08月29日

民主党沖縄ビジョンが地域通貨提唱

民主党沖縄ビジョンの具体策に「地域通貨発行」が掲げられている。

21) 地域通貨の発行
自立的な経済循環を形成して地域経済を活性化させ、地域通貨(エコマネー)を活用することでコミュニティの再生を促進し、介護・福祉、環境などの問題を地域内で解決する。

2005年のものだが、背後にどのような経緯があるのだろう。民主党沖縄県連では誰が言いだしっぺなのだろう。まずはそのへんが気になる。地域通貨=エコマネーと捉えているところは、かつてのブーム時代と何ら変わらない認識のようだが。

一方鳩山由紀夫代表の27日付ニューヨーク・タイムスへの寄稿でも、「東アジア共同体での地域通貨の統合」が言及されているが、 regional currency を「地域通貨」と訳すのは明らかに誤りであるし紛らわしい。文脈からしてユーロのような共通通貨のことをいっているのだから。

鳩山・民主代表、通貨統合目指す考え強調 米紙に寄稿

A New Path for Japan

ちなみに、ブーム時に沖縄には私の知る限り3つの地域通貨が存在した。那覇市NPO中心の「しおせん」、那覇市栄町のエコマネー「ちむ」、読谷村の環境系NPOの地域通貨(名前を忘れた)。みなブームの終焉と共に無くなった。

私も糸満の仲間たちにやってくれといわれ、「とま」という地域通貨をちょこっとだけ試したことがある。

また、2006年には浦添市が地域通貨「察度」の「実証実験」というのをやった(が結果は・・・)。


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